「ミッキーマウス展THE TRUE ORIGINAL & BEYOND」東京での開催決定
「ミッキーマウス展 THE TRUE ORIGINAL & BEYOND」が、2020年10月30日(金)から2021年1月11日(月・祝)の間、森アーツセンターギャラリーにて開催。ミッキーマウスのスクリーンデビュー90周年を記念して2018年~2019年にニューヨークで開催された展覧会「MICKEY: THE TRUE ORIGINAL」の作品を中心とした展覧会となっている。チケットは2020年9月26日(土)より発売予定。
ウォルト・ディズニーが大切にしてきた「革新=INNOVATION」「創造力=CREATIVITY」「想像力=IMAGINATION」「物語性=STORYTELLING」の理念。そしてその傍らでともに歴史を歩んできた一匹の愛すべきキャラクター、ミッキーマウス。1928年に『蒸気船ウィリー』でスクリーンデビューしてから、ウォルト・ディズニー・カンパニーのグローバル・アンバサダーとして、常に新しいインスピレーションを与え続け、世界中の人に愛されている。
ミッキーマウスのスクリーンデビュー90周年を記念して2018年11月から2019年2月にかけてニューヨークで開催された「MICKEY: THE TRUE ORIGINAL」は、“唯一無二の存在”として、世界中のポップカルチャーやアートに影響を与えてきたミッキーマウスにインスピレーションを受けて作られた没入型の展覧会。ニューヨークを拠点に活躍するダニエル・アーシャム、ブライアン・ロエッティンガーら、世界各国の現代アーティスト20名以上のインスタレーションが一堂に会し、3か月の間に世界中から多くの人が訪れ、大盛況のうちに幕を閉じた。
今回東京で開催される本展では、ニューヨークで大好評を博した「MICKEY: THE TRUE ORIGINAL」から選りすぐった作品を中心に、「原点=THE ORIGIN」、「現代=THE TRUE ORIGINAL」、「未来=& BEYOND」の3つのゾーンで構成し、時代に合わせて変化し続け、常に未来を牽引し、“唯一無二の存在”であるミッキーマウスの進化を展望する。「未来=& BEYOND」ゾーンで、各ジャンルの第一線で活躍する5名の日本人アーティストによって創造された新しいミッキーマウス作品を初公開する、日本オリジナル企画も見逃せない。
各ゾーン詳細
「原点=THE ORIGIN」
ミッキーマウスのスクリーンデビュー作『蒸気船ウィリー』から不朽の名作『ファンタジア』まで、ディズニーの礎を築いた初期の重要作品2点にスポットを当てる。
「現代=THE TRUE ORIGINAL」
様々な形でアートやクリエイティビティに影響を与え続けているミッキーマウスにインスピレーションを受けたアーティストによる作品が並んだニューヨークの展示より、選りすぐりの作品群が日本初上陸。『蒸気船ウィリー』の各シーンを様々なクリエイターに割り当て、それぞれが制作した遊び心溢れる映像を再編集した映像作品『Steamboat Willie Redux』も必見。
「未来=& BEYOND」
最後のゾーンでは、日本展オリジナル企画として、「未来のミッキーマウス」にスポットを当てる。各ジャンルの第一線で活躍する5名の日本人アーティストを招き、”誰もみたことがない、まったく新しいミッキーマウス”をテーマに創作された新しいミッキーマウスを初公開する。
参加作家(五十音順)
大島智子(イラストレーター、映像作家)
2010年頃からイラストを元にしたGIFアニメをTumblr上に公開しはじめる。それらを作品化した、『ガストでもロイホでもラブホでもいいよ』が第17回学生CGコンテストの最終ノミネートに残り話題に。現在はCDジャケットやMV制作を行う。著書に『Less than A4』(作品集)、『セッちゃん』(漫画)がある。
河村康輔(コラージュアーティスト、グラフィックデザイナー、アートディレクター)
グラフィックデザイナーとして多数のアパレルブランドにグラフィックを提供、コラボレーションTシャツを制作している。他にもライブ、イベント等のフライヤー、DVD・CD のジャケット、書籍の装丁、広告等のデザイン、ディレクションを手掛ける。コラージュアーティストとして、様々なアーティストとのコラボレーションや国内海外での個展、グループ展に多数参加。
添田奈那(ペインター、アニメーション作家)
東京造形⼤学でアニメーションを学んだ後、ロンドン芸術大学 セントラル・セント・マーチンズでファウンデーションコースを修了。アジアの商店街にあるおもちゃやキャラクターから影響を受け「チープ感」をテーマとして平⾯作品やアニメーションを制作。
書道家 万美(カリグラファー)
9歳で筆を持ち、高校時代より書家を志す。HIP HOPカルチャーのひとつ、グラフィティを書道と同じ視覚的言語芸術と捉えた“Calligraf2ity”を確立。個展やパフォーマンス、作品展示は日本をはじめ、アジア・ヨーロッパ・アメリカ・アフリカ・オーストラリア等でもCalligraf2ityを表現している。現在は東京に拠点を置き、国内外を巡る。
WAKU(ネオンアーティスト)
2017年より大田区の町工場 島田ネオンにて製作を開始。翌年にはニューヨークのブルックリングラスに活動の場を移し、ナムジュンパイクの作品も手掛けたデビットアブロンを師事する。現在は東京を拠点に、サイン製作と並行して衰退の一途をたどるネオン管を使い、『光の原体験』に重きを置いた作品を発表している。
グッズ・来場者特典
会場内には、本展オリジナルグッズや先行販売商品など多数のミッキーグッズを揃えたミュージアムショップを展開。来場者特典として、「ミッキーマウス展 THE TRUE ORIGINAL & BEYOND」オリジナルエコバッグ(全4種)のうち、いずれか1つをプレゼント。
ミッキーマウス展 THE TRUE ORIGINAL & BEYOND 開催概要
会期 | 2020年10月30日(金)~2021年1月11日(月・祝)※会期中無休 |
開館時間 | 10:00~20:00 |
会場 | 森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階) |
入館料 | 一般(大学生以上)2,800円、中高生2,000円、小学生1,200円 ※未就学児無料 |
公式サイト | mtob.exhibit.jp |
問合せ | 03-5777-8600 ハローダイヤル(8時~22時) |