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ニューヨークの郊外にあるMagazzino Italian Artというイタリアン美術館

皆様いかがお過ごしですか?まだまだ自粛期間や海外渡航の難しい日々が世界中では続いています。今回は、お家時間中に、小旅行気分を楽しんでいただけたらという考えで、あまり知られていない美術館をピックアップしてみました。以前訪れたニューヨークの郊外にあるMagazzino Italian Artというイタリアン美術館についてレポートしていきます。他のNYの有名美術館と比べると規模も小さく、比較的新しい美術館なので、訪れたことのある方はまだあまりいないのではないでしょうか。中心街からわずか一時間半ほどでアクセス可能、人が少ない中で静かな自然とアートが味わえる良い場所です(今回はコロナ渦以前の状態での取材風景となります)。

文章と写真のみですが、少しだけお家の中で旅行気分を味わってみてください。

それでは、レッツゴー!

改めまして、まずは美術館のロケーションについて。場所は「Cold Springとよばれるマンハッタン北の郊外エリア。(駅名も同じく)マンハッタンの中心、’ Grand Central Terminal ’ (グランドセントラル駅)から長距離電車で90分ほど北へ向かいます。出発地点の’Grand Central Terminal’の様子。高い天井には星座が描かれていて、オレンジ色の光で包まれた大きな駅です。

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映画でも度々登場するので、みた事のある方は多いのではないでしょうか。東京駅のように様々な電車の線と長距離電車を繋ぐ路線が集まっており、観光客も含め常にたくさんの人で賑わっています。この駅から、事前にインターネット予約していた長距離電車のチケットを窓口でゲットして、時間と出発ホームを確認しいざ、出発です!

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ここが出発ホームです。ドキドキしますね。駅で電車を待つ人も、地面に直接座って待っている人もいます。ちなみに駅や出発ホームはやや暗い感じに見えますが、まだ午前中で明るい時間帯です。日本の新幹線などの乗り場と比較すると、この電車の出発ホームは屋根があって少し暗いです。

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座席。少し古めかしいですが、海外の電車は1つ1つの座席が大きめなので、のびのびと座れます。自由席なので、空いていたらぜひ窓側をゲットして、外の景色を楽しみましょう!

ところでこの電車、途中で「Dia: Beacon」という大きな美術館の最寄り駅を通過します。そこで下車する人が多いので、つられて降りないように注意しましょう。ただし、(かなり個人的意見ですが)万が一間違えて降りてしまった場合は、焦らずに「Dia: Beacon」に行ってしまっても全然ありだと思います。非常に素晴らしい美術館で、大型の現代アートがお好きな方はかなり楽しめると思います(ちなみに「 Dia: Beacon」と「Magazzino Italian Art」の二つの美術館を一日で両方行くのは時間的な意味で難しいと思います)。

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途中の景色。自然が多く心が穏やかになります。お天気が良いと、水面の反射が美しいです。

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そして…さらに電車に揺られること 約90分、ついに…到着!’Cold Spring’ 駅 !人がほとんど見当たらない静かな駅です。ちなみにこの日は、お天気の良い週末です。あまりに誰もいないので、ちょっと不安になりつつ…。

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駅の外へ出てみました。駅前の様子。階段を降りるといきなり駐車場が広がります。ここから美術館はさらに遠いので、ここからシャトルバスに乗って行きます。

バスの停留場は目印がなく、本当に普通の駐車場があるだけ…。果たしてシャトルバスがちゃんと来るのかどうか結構不安になります。そして美術館に行くような人もゼロ…。インターネットを再確認すると、やはりこの場所にバスは来るようです。簡単な説明と時刻表は存在しているので、それを信じてバスを待つことに。

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周囲を見渡すと、中にはカヌーを積んだ車が何台かあるのが分かります。マンハッタンではなかなか見かけない風景。

水辺も多いので、ヨットやカヌーをする人も多そうです。

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