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アートプロジェクト「MaskBook 」とパートナーシップを組み、オンライン参加型のアートプロジェクトを開催

次世代を担う子どもたちがアートを通して多様な表現力とグローバル思考を育むことをミッションとしたアート団体「LITTLE ARTISTS LEAGUE」が、横浜トリエンナーレの応援プログラムとして、新型コロナ時代や環境問題を考えるアートプロジェクト「MaskBook」を2020年8月1日よりオンラインギャラリーにて開催する。思い思いのマスクをアートにした作品のポートレート写真を広く募集し、オンラインギャラリーで展示を行う。

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応募の対象制限はなく、誰もが参加できるプロジェクト。MaskBookの作品はマスクとしての機能性は問われず、手元にある資材やリサイクル可能な材料を用いての制作、さらにはデジタルでの制作も可能。制作したマスクと共にポートレートを撮影し、専用の応募フォームから応募。ポートレートは作品としてMaskBook及びLITTLE ARTISTS LEAGUEのWEBサイトやSNSで展示される。既に世界から多くのアーティストが、資材を集めることも難しいロックダウンのなかで、このプロジェクトに取り組み、アーティストとしてパンデミックとどう向き合っていくかメッセージを込めたマスク制作をしている。本プロジェクトで初めて一般的に日本語で参加者を募る。

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「JELLIFICATION by LITTLE ARTISTS LEAGUE 」 (Photo by Nanako Koyama )

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MaskBookについて

MaskBookはフランスを拠点にアートで環境問題に取り組む団体「Art of Change 21」と、中国のアーティストWen Fangのコラボによって、2015年パリで開催されたCOP21(気候変動枠組条約締約国会議)で生まれたプロジェクト。Art of Change 21は、2017年ヨコハマトリエンナーレにも参加したOlafur Eliassonをパトロンに迎えた非営利団体。MaskBookプロジェクトは、大気汚染・地球温暖化・感染大流行・ごみ問題などをテーマとしたコレクティブアートプロジェクトであり、世界中のアーティストのみに留まらず、世界中の誰もがクリエイティビティを動員し、不安や恐怖をも誘起するマスクを、環境問題のクリエイティブ・アクション・ツー ルと捉える。現在50ヶ国以上6000人以上の方々が参加し、日本からは建築家の安藤忠雄が参加するなど、世界中の著名人も多く参加。

2020年、新型コロナウイルスの世界的な感染爆発をきっかけに、新たに「Mask Book Special Covid19」と題し、全世界からオンラインで参加者を募る企画がはじまった。本企画では全世界から寄せられた、パンデミックと生きる一人一人のメッセージを込めたマスクアートが、オンラインギャラリーで発表。 一人での撮影に留まらず家族や友達など複数人で一枚の作品を撮影することも可能。

LITTLE ARTISTS LEAGUEについて

LITTLE ARTISTS LEAGUE(リトルアーティストリーグ) は、2016年に創設されたバイリンガルのアーティストママ3人が率いるアート団体。現在は、アートと海外にバックグラウンドを持つMioko Mochizuki、Lumico Harmony、Aimee Isobeがディレクターとして活躍している。アートを通じて、多文化、多言語、そして表現の多様性に触れることで、柔軟な発想とグローバルな視野を育む取り組みを行う。LITTLE ARTISTS LEAGUEの高いアート性やデザイン性、そしてグローバルマインドにも触れられるワークショップは、子どものみにとどまらず幅広い層から人気を博している。

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