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二人の作家によるそれぞれの土地で自然と力を合わせた「いま・ここ」のかたち

角田純(つのだ・じゅん)と角橋俊(かどはし・しゅん)による二人展「In the Making」がGallery Commonで、2025年11月22日(土)から12月21日(日)まで開催中。角田は山梨の山のふもと、角橋は千葉房総の海にアトリエを構え自然と呼応しながら、それぞれに絵画やオブジェクト、陶芸などの作品制作をしている。

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本展タイトルの「In the Making」は、イギリスの人類学者ティム・インゴルドの著作に由来*しており、「つくる」という行為を、完成へと向かう過程ではなく、世界との応答として捉えている。展示する作品は完成しているものの、完成したものは制作の終わりではなく、素材の生の一瞬であるということ、つまり、完成は停止ではなく素材と世界の関係性がひとつの形をとったにすぎないという意味が込められている。

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©️Jun Tsunoda

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©️Shun Kadohashi

*ティム・インゴルド『メイキング』、左右社、2017年、p.53-59 <つくることと育てること>

角田純

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角田純 プロフィール写真

1960年、愛知県生まれ。多摩美術大学卒業後、アートディレクターとして活躍。グラフィックデザイナーとして高い評価を得る。2000年代半ばより画家としての活動を開始。現在は山梨県を拠点に制作。 主なグループ展に、2019年 「四次元を探しに ダリから現代へ」(諸橋近代美術館、福島)、2012年「抽象と形態:どこまでも顕れないもの」(DIC川村記念美術館、千葉)など。主な個展に、2024年「The Secret Life of Plants」(Gallery Common)、2023年「Black Plants」(Gallery Trax、山梨)、2019年「A New Career In A New Town」(PARCEL、東京)、2017年「Hollow Organ」(Curator’s Cube、東京)などがある。作品集に『Cave』(FOIL)、『SOUND AND VISION』(torch press)。

角橋俊

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角橋俊 プロフィール写真

1984年、兵庫県生まれ。アートブックの出版社勤務、音楽業界に携わったのち、20代半ばで渡英。陶芸家サンディ・ブラウンのもとで見習いとして働きながら、陶芸の道を歩む。帰国後2015年に千葉県に拠点を移し、現在は同地で漁師と陶芸家の二足のわらじを履く。主な個展に2022年「海の近くで、何かを拾う」(水犀、東京)、2020年「角橋俊展」(Curatorʼs Cube、東京)などがある。

角田純・角橋俊二人展「In the Making」開催概要

会期2025年11月22日(土)~12月21日(日)
時間12:00~19:00
会場Gallery Common
URLhttps://tinyurl.com/bddxjfad