GCD☆GCD、横手太紀、倉知朋之介、王之玉、Hans Chewなど新進気鋭のアーティストによる美術展示
クリエイティブスタジオ「CONTRAST」にて、GILLOCHINDOX☆GILLOCHINDAE(以下、GCD☆GCD)主催のグループ展「獸(第1章/宝町団地)」が2022年9月3日(土)から25日(日)まで開催される。GCD☆GCDが総合ディレクションを務め、現代美術と音楽などの都市文化の接続や、展覧会形式での物語表現など新たな挑戦を行う本展は、様々なジャンルのアーティスト(日本画家・彫刻家・現代美術家・デザイナー・ラッパー・DJ・バンドetc.)によって、7年かけて物語が展開されていく長編プロジェクトの第2回目となる。
「獸」とは、全7章にわたる黒い獣を主人公とした物語であり、毎年1度、各章ごとに展覧会という形式で表現される。物語の時系列で最初に位置する今回の「第1章/宝町団地」では、黒い獣の幼少期と、思い出の中にある公園をテーマとした展示と、それに合わせた音楽ライブを行う。
参加アーティスト プロフィール
GILLOCHINDOX☆GILLOCHINDAE
1999年東京都生まれ。2021年多摩美術大学日本画専攻卒業。自身が主催する7年間にわたるプロジェクト「獸」を主な活動としている。「獸」では自身の作品展示に加え、展示とライブイベントのディレクションを行っている。漫画、映画などのサブカルチャーに触れて育ち、東京の都市と青年について着目した作品や展示を展開。平面・立体・インスタレーションを表現形式として用いる。その他には日本橋馬喰町にあるギャラリーCON_にてキュレーションもおこなう。
横手太紀(よこて・たいき)
1998年生まれ。神奈川県逗子市出身。東京藝術大学美術研究科彫刻専攻在籍。身の回りに存在する気に留められることの少ない物に着目し、既製品の動きを利用したギミックや彫刻的アプローチを行うことによって、それらの「野性的な側面」を浮き上がらせる。
倉知朋之介(くらち・とものすけ)
1997 愛知県生まれ。2022年東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻在籍。慣習化された何気ない行動やありふれた事象、日常的に用いる言葉に感じる「可笑しさ」を、映像や造形物を用いて独自に追及している。日本語でいう「可笑しさ」の中には、滑稽(funny)、興味深さ(interesting)、等、さまざまな要素を含んでいる。
王之玉(オウ・シギョク)
1999年中国黒龍江省生まれ。東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業。東京藝術大学美術研究科技法材料第一研究室在籍中。世界の神話、伝説、生物学、神秘学、精神分析学、未知の世界などから着想を得て、絵画、彫刻、インスタレーション等を制作している。
Hans Chew(ハンス・チュウ)
シンガポール出身。陶芸家。多摩美術大学工芸学科 陶芸専攻。異質さ、温かさ、不思議さといったテーマに、陶芸を中心に様々な媒体で作品を発表。粘土を触覚的なメディアとして捉え、両手を使って考える行為は、自分の意識を概念化して伝える能力と同じくらい重要であると考え制作を行っている。
音楽ライブ情報
参加アーティスト:2022年8月24日(水)公開予定
会場:WWW X(渋谷区シネマライズビル2F)
日時:2022.9.26(月)、16:30開場/16:50開演
「獸(第1章/宝町団地)」開催概要
会期 | 2022年9月3日(土)~25日(日) |
会場 | CONTRAST |
休館日 | 月・火(祝は除く) |
時間 | 15:00 – 20:00 |
ウェブサイト | https://bit.ly/3Ab9AY0 |