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文化財保存技術によるプレミアムエディションを初公開

蔦屋重三郎商店は2026年7月20日・21日の2日間、銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUMで「ビート&アートたけし展」を開催する。本展は国宝や重要文化財のデジタルアーカイブで培われた超高精細技術を現代アートへ応用する新プロジェクトの第一弾として開催されるもの。映画監督、俳優、作家として知られる現代美術家・北野武の作品47点を展示するとともに、「プレミアムエディション」と名付けられた新たなアート作品を初公開する。adf-web-magazine-tsutaya-jusaburou-1

北野武が描き続けるもう一つの表現世界

北野武は映画監督や俳優、お笑い芸人として活動する一方で、長年にわたり絵画制作にも取り組んできた。2010年にはフランス・パリのカルティエ現代美術財団で大規模個展「Gosse de peintre(絵描き小僧)」を開催。その後、東京オペラシティ アートギャラリーや上海、東京国立博物館へ巡回し、国内外で高い評価を得ている。本展では、カルティエ現代美術財団で発表された代表作をはじめ、映画『HANA-BI』で使用された作品やツービート時代の漫才に登場した作品、さらに世界初公開となる最新作まで、47点を紹介する。adf-web-magazine-tsutaya-jusaburou-2

文化財保存技術から生まれた「プレミアムエディション」

本展で初公開される「プレミアムエディション」は、最大180億画素の超高精細デジタル技術を用い、色彩だけでなく筆致や絵具の凹凸、支持体の質感まで忠実に再現する新たなアート表現である。このプロジェクトは、東京国立博物館や京都国立博物館をはじめ、多くの文化財デジタルアーカイブを手がける株式会社サビアとの協業によって実現。文化財保存技術を現代アートへ本格的に応用する新たな試みとして位置付けられている。adf-web-magazine-tsutaya-jusaburou-4

現代の「耕書堂」を目指す新たな取り組み

蔦屋重三郎商店は、江戸時代に喜多川歌麿や東洲斎写楽、葛飾北斎らを世に送り出した版元・蔦屋重三郎の精神を継承し、日本のアートを未来へ伝える新たなプラットフォームを目指している。単なる複製ではなく、デジタル技術と職人の技術を融合した作品を「プレミアムエディション」として展開し、創作者へ適正な価値を還元できる持続可能な創作環境の構築を目指す。北野武はプレミアムエディションについて、「原画そのままだと思うほどの完成度」と評価し、「江戸時代の摺師や彫師が支えた浮世絵文化の現代版ともいえる取り組み」とコメントしている。

北野武 プロフィール

北野武は1947年東京都生まれ。映画監督、俳優、作家、現代美術家。1989年に映画監督デビュー。『HANA-BI』で第54回ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞を受賞するなど、世界的な映画監督として知られる。一方で1980年代から絵画制作を続け、2010年にはカルティエ現代美術財団で大規模個展「Gosse de peintre(絵描き小僧)」を開催。映画とは異なる創作活動として国内外で高い評価を受けている。

蔦屋重三郎商店

蔦屋重三郎商店は、江戸時代の版元・蔦屋重三郎の理念を現代へ継承し、日本文化の継承と発展を目的に設立された企業。最先端のデジタル技術と職人の技を融合させ、日本のアートや文化財の新たな価値創出に取り組んでいる。

「ビート&アートたけし展」開催概要

会期2026年7月20日(月)から7月21日(火)まで
会場銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUM
URLhttps://tsutaju.com/