「artKYOTO 2020 ~History in Action Festival~」で文化芸術プログラムを同時開催
今年のartKYOTOは、「artKYOTO 2020 ~History in Action Festival~」と題し、先人たちが守り育んできた文化芸術の歴史を現代の知恵として刻むべく世界遺産・二条城だけでなく、明治期近代建築物である重要文化財・京都国立博物館も会場に加え、アートフェア、舞踊劇や美術史体験ツアーなど複数の文化芸術プログラムを2020年12月4日(金)から6日(日)まで同時開催する。
開催プログラム
アートフェア
古今の優れた美術品を扱う出展ギャラリーによる古美術から現代美術までの幅広いアート作品の鑑賞と購入が楽しめる、artKYOTO 2020のメインプログラム。明治期近代建築物である煉瓦造の重要文化財、京都国立博物館の明治古都館を舞台にした各ギャラリーの展示に注目。
舞踊劇「乱舞〜二条城〜」
二条城が現存する地・京都にて、これまで繰り広げられた歴史の転換点ともいえる2つの史実を伝統和楽器と大衆演劇で紡ぐ。現代大衆演劇の第一人者、早乙女太一が、和楽器ユニットRin'とはじめてのコラボにより、各時代衣装と、日本文化の象徴でもある「剣舞」や「殺陣」「女形」によるライブパフォーマンスを披露。 今と歴史が同一化する空間と時間を体感できる。新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、オンラインで配信する予定。
若手アーティスト支援事業
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、文化芸術領域の中でも、特に若手アーティストは作品制作や発表の場が失われている。「artKYOTO 2020」では作品発表の機会を創出することで、文化芸術を学ぶ若手アーティストを支援し、京都の文化芸術が未来へ継承・発展することを目指す。
美術史体験ツアー
「狩野派」をテーマに世界遺産・二条城において二の丸御殿の襖絵・障壁画を特別ガイドで鑑賞しながら、京都国立博物館のアートフェアに出展される美術品を鑑賞し、文化芸術の歴史を体感できるツアー。狩野派の系譜を感じながら、現存する各時代の美術品に触れ、京都の文化を踏まえた現代日本における美術の価値について考える。
「artKYOTO 2020 ~History in Action Festival~ 」展概要
会期 | 2020年12月4日(金) 〜 12月6日(日) |
会場 | 元離宮二条城 二の丸御殿、東大手門、唐門、展示収蔵館 (京都市中京区二条通堀川西入二条城町 541) |
開催時間 | 12:00 〜 19:00(6日は16時まで) |
入場料 | 一般前売券: 5,000円 |
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