アーティスト KYOTAROの個展「VILOVILO」が福岡市・無責任画廊にて開催
福岡市にある、Maison (MY) Labo.(メゾンエムワイラボ)に併設されるギャラリースペース「無責任画廊」にて、KYOTAROこと、青木京太郎の個展「VILOVILO(ヴィロヴィロ)」が21年ぶりに復活する。2021年11月20日(土)から12月19日(日)までの期間中、鉛筆で描かれた、大・中型作品10点、小作品20点以上を展示する。
カルチャー、アート、ファッション、サイエンスをキーワードに、実験的な取り組みを行なっていく店舗として、2021年9月にオープンしたメゾンミハラヤスヒロのコンセプトショップ、Maison (MY) Labo.。オープンを記念した写真家・丹野篤史の個展に続き、第2弾となる今回は、ドローイング、ペインティング、マンガ、クライアントワークなど、幅広い分野で活躍し続けているアーティストKYOTAROの個展を開催する。
2000年、東京初個展での作品を今でもご⾃宅に飾ってくださっている。時に厳しく、そして⼤変優しい。当時、やっちんさん(三原)に“VILOVILO”を今描けと⾔われたにも関わらず、経験を積みたい衝動を抑えきれず、様々なお仕事に⾛り回り21年間。そして、出⼒⽅法を学んで戻ってきた。ずっと何も⾔わずに⾒守って応援してくれていた。感謝の存在。三原さんいわく“訳の分からないもの”。やっと今、再始動することができます KYOTAROの“訳の分からない”復活です。新しい世界。感謝いたします。
―KYOTARO
21年の時を経て辿り着いた新たなアプローチ。両者の想いがこもった「VILOVILO」が再始動する。
KYOTARO プロフィール
KYOTARO(青木京子)は、1978年京都⽣まれのアーティスト。 幼い頃から漫画や絵本の挿し絵、サイケデリックな絵に興味をもつ。自由に表現できる場を創作する為に、1996年からこの名前で活動。男性の名前をペンネームにしたのは、中性的な位置から作品を観てほしいという想いが込もっている。
- 1998年 京都嵯峨美術短期⼤学グラフィックデザインコース卒業。
- 1999年 拠点を東京に移す。
- 2000年 個展「VILOVILO」をP-house Galleryにて開催。キャンバスと鉛筆のみで製作した作品を発表。
この頃から漫画という枠からはみ出ることに重要性を感じ始め、漫画家志望から転⾝、アートの世界へ。漫画やメルヘンからのインスピレーションをルーツに、ドローイング、ペインティング、マンガ、クライアンワークなど幅広い分野で活動をスタート。
- 2008年 - 2010年 ミヅマ・アクションにて開催した個展「天界トリップ」、「妖精の⾏く道」をはじめ、国内で多数個展を開催したほか、ニューヨーク、マイアミ、北京、上海、サンフランシスコなど海外のグループ展にも参加。
- 2013年 「天界トリップ」の幻獣や神々のドローイングが展開された伊勢丹新宿店のショーウィンドーが、「DSA空間デザイン賞2014優秀賞」を受賞。
- 2014年 「RED BULL MUSIC ACADEMY TOKYO」キャンペーンヴィジュアルを⼿がける。
- 2017年 DIESEL ART GALLERYにて開催された個展で新作100点を発表。アートワークからコマーシャルワークまで、現在も多彩に活躍を続ける。
著書では、代表作を含め5冊以上を出版。
- 2004年『The Baby Shower Story』/ Presspop gallery
- 2012年『天界トリップ』/ 河出書房新社
- 2012年『ベイビー・シャワー・スト ーリー復刻版』/ 河出書房新
- 2012年『I SAW A LOT OF FAIRIES ‒ 妖精の⾏く道』/ /ERECT Lab.
- 2012年 漫画単⾏本 『MWUAI ムーアイ』/ ダイトカイ
KYOTARO “VILOVILO” at 無責任画廊 開催概要
会期 | 2021年11⽉20⽇ (⼟) 〜 12⽉19⽇ (⽇) ※水木定休 |
会場 | Maison (MY) Labo. 無責任画廊 |
営業時間 | 12:00〜20:00 |