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「第12回渋谷芸術祭2020〜SHIBUYA ART SCRAMBLE〜」新コンセプトはCulture Connect

渋谷芸術祭実行委員会主催で2020年11月9日(月)から15日(日)まで開催される「第12回渋谷芸術祭2020〜SHIBUYA ART SCRAMBLE〜」のコンセプトCulture Connectの概要が一部公開された。新コンセプトは、「都市と人がつながる」「過去と今がつながる」「文化を未来がつながる」「都市と都市がつながる」の4つのコンテンツで構成されている。渋谷芸術祭2020は開催期間中に実施される国内最大級のソーシャルデザインをテーマにした東京・渋谷の都市フェス「SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA 2020」と連携している。

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第12回渋谷芸術祭2020〜SHIBUYA ART SCRAMBLE〜 Culture Connect概要

Culture Connect_1 都市と人がつながる
落書き清掃&アロープロジェクト

渋谷という街が抱える地域課題の一つともなっている落書きを消し、アート作品を製作。子供から障害を持った方まで誰もが参加できるソーシャルアクションとして、実施団体や区民、参加者の協力で渋谷の地域課題解決に取り組む。

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◇シブヤ・アロープロジェクト

シブヤ・アロープロジェクトは発災時、一時的に退避する安全場所である「一時退避場所」の位置を、外国人を含めた多くの来街者に認知してもらうため、日頃から人々の注目を集めるようなアート性あふれるデザインの「矢印サイン」を製作し、帰宅困難者対策の一助を担うプロジェクト。

◇一般社団法人CLEAN&ART

都市の景観問題を地域住民、企業、行政との連携により、 環境美化とアーティスト支援や都市PRなど「クリーン」と「アート」から、持続可能な社会の実現に貢献することを目的としている。

Culture Connect_2 過去と今がつながる
アート作品展示

90年代の渋谷文化現象や街並みをモチーフにアートディレクター/デザイナーとのコラボレーションでテーマアートを制作し、プロジェクトエリア内各所に展示(20展示程想定)。

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◇千原徹也

アートディレクター/株式会社れもんらいふ代表。広告、ブランディング、CDジャケット、装丁、雑誌エディトリアル、映像など、アートディレクションするジャンルは様々。その他に、アートマガジン「HYPER CHEESE」企画、「勝手にサザンDAY」企画主催、J-WAVEパーソナリティ、れもんらいふデザイン塾の主催、東京応援ロゴ「KISS,TOKYO」プロジェクトなど、活動は多岐に渡る。https://lemonlife.jp/

Culture Connect_3 文化と未来がつながる
アートセッション

ファッション、映画、ストリート、音楽など、文化を原動力に駆動してきた渋谷。世界中のユースカルチャーが集まり、若者を刺激してきたこの街とそこでおこってきた無数の物語は、世界に二つとない固有の現象。そして2020年をまたぎながら続いていく大規模開発の中で、大きく変わりつつあるその姿。過去をアーカイブしながら、土地に蓄積されたアセットと経験を未来に継承して行くために、アーティストなどを交えたセッションを行う。東京アートアクセラレーションが編集者/キュレーターの塚田有那の協力を経て企画するこのパネルディスカッションには、ストリートを実験的なプロジェクトを展開してきたSIDE COREや、写真家や建築家、メディアアーティストなどが集って変わりゆく東京を記録するTokyo Photographic Researchなどが参加。その他、サスティビリティや公共空間、ポスト資本主義などをテーマに多彩なセッションを開催予定。

登壇

◇松下徹(SIDE CORE)

SIDE COREは、2012年に高須咲恵と松下徹によって発足されたアートチーム。
2017年より西広大志が参加。「都市空間における表現の拡張」をテーマに展覧会や壁画プロジェクトなどを企画。また街なかの建築やストリートカルチャーの歴史をリサーチするイベント「MIDNIGHT WALK tour」を定期的に開催している。主な展覧会に2020年「生きている東京」ワタリウム美術館、2020年「大京都芸術祭」京丹後市など。

◇Tokyo Photographic Research

Tokyo Photographic Researchは、写真家の小山泰介とキュレーターの山峰潤也を中心に、写真家、アーティスト、建築家、メディアアーティスト、音楽家、デザイナー、プロデューサー、編集者など20名超が集う有機的なコレクティブ。多様な活動を展開し、2020年代を迎えた「東京」を舞台に、最先端の写真/映像表現を通じてまだ見ぬ都市と社会と人々の姿を探求し、そこから見出されたヴィジョンを未来へ受け継ぐことを目的としたアートプロジェクトに取り組む。

Culture Connect_4 都市と都市がつながる
デジタルアートインスタレーション

Breath / Bless Project」は、タンポポに息を吹きかけると綿毛が舞うインスタレーション《Dandelion(ダンデライオン)》を世界各地に設置し、それらが互いに連動し合うことで世界中の人々を繋ぐプロジェクト型の大規模アート。アーティスト村松亮太郎が率いるネイキッドは、渋谷区に本社を構えるクリエイティブカンパニーとして、ダイバーシティ都市の発信地であるこの街から「Breath / Bless Project」をスタートし、世界に向けて平和の祈りを繋いでいく。

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《Dandelion》を展示する場所は、2020年夏に生まれ変わってオープンした商業施設「MIYASHITA PARK」。2020年9月10日から10月25日までの45日間、CAMPIREにて「Breath / Bless Project」の支援者を募るクラウドファンディングを実施。支援金は「Breath / Bless Project」のメイン・インスタレーション《Dandelion》を国内外に設置し、世界中をアートの力で繋ぐグローバルネットワークを構築するための資金となる。

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「第12回渋谷芸術祭2020〜SHIBUYA ART SCRAMBLE〜」開催概要

日程2020年11月09日(月)〜11月15日(日)
会場渋谷フクラス、渋谷PARCO、MIYASHITA PARK、渋谷スクランブルスクエア周辺
HPhttp://shibuyaartscramble.tokyo/