国内外で活躍する6組のデザイナーが「小さな建築」に挑む
GINZA SIXと設計事務所DAIKEI MILLSとの協業による3年間のアートプロジェクト「A Tree(エイ・ツリー)」の最終フェーズとなるPhase 3が、2026年10月1日(木)に始動する。「A Tree」は2025年春にスタートした、奈良県吉野の森から届く吉野杉を起点に、素材の背景やものづくりのプロセス、その先に広がる文化やコミュニティをとおし、本質を追求するアートプロジェクト。これまでPhase 1では無垢材の魅力を伝えるファニチャーを展開し、Phase 2では国内外で活躍する6組のデザイナーが一本の木から作品を制作してきた。
今回始動するPhase 3では各デザイナーがPhase2で使用した木材の残りを用い、「小さな建築 櫓(やぐら)」をテーマに空間を演出。館内各所に出現する「櫓」は、展示作品であると同時に、人々が集い、交流し、新たな文化が生まれる装置として機能することが期待されている。また2027年春以降には櫓を舞台にクリエイターやショップとの新たなコラボレーションも予定されている。
同時期には、2025年9月よりGINZA SIXの中央吹き抜けに展示している現代美術家ジュリアン・オピーによるインスタレーション≪Marathon. Women.≫が、引き続き2027年4月(予定)まで展開されている。
参加デザイナー
Group 1 展示・設置期間:2026年10月1日(木)~予定
Siin Siin (シーン・シーン)/ 日本
東京を拠点に活動するデザイナー。観察や対話のプロセスから生まれる痕跡や偶発性を取り込みながら制作を行う。A Treeでは樹齢120年以上の吉野杉や林業の歴史に着目し、木に刻まれた時間と人の営みを表現した作品を発表。
KUO DUO (クオ・デュオ)/ 韓国
ソウルを拠点に活動するインダストリアルデザインスタジオ。素材への探究と洗練された造形を特徴とする。A Treeでは吉野で出会った切り株から着想を得て、年輪や木肌の美しさを引き出した家具シリーズ「KIRI KABU」を制作。
Group 2 展示・設置期間:2026年12月3日(木)~予定
Rio Kobayashi (リオ・コバヤシ)/ イギリス
ロンドンを拠点に活動するデザイナー/メイカー。日本とヨーロッパのクラフト文化を背景に、実験的な家具制作を行う。A Treeでは丸太を“反転する”発想から、森の木々の揺らぎや人と人とのつながりを生み出す家具シリーズを発表。
Fabien Cappello (ファビアン・カペッロ)/ メキシコ
メキシコ・グアダラハラを拠点に活動するデザイナー。地域に根差した素材や技術を現代的に再解釈する実践で国際的に知られる。A Treeでは一本の木から多くの人が集う居場所を生み出すベンチを制作し、公共空間における「座る」体験を再考した。
Group 3 展示・設置期間:2027年2月4日(木)~予定
Max Lamb (マックス・ラム)/ イギリス
イギリスを代表するデザイナーの一人。素材そのものが持つ特性を引き出す大胆かつ実験的なアプローチで知られる。A Treeでは製材工程そのものをデザインへ昇華し、一本の吉野杉からベンチやスツールを生み出した。
Faye Toogood (フェイ・トゥーグッド)/ イギリス
家具、インテリア、ファッション、美術など領域を横断して活躍する英国人デザイナー。A Treeでは吉野の森から着想を得た物語「FIVE SPIRITS, ONE SUGI」をもとに、杉と森に宿る生命の循環を表現する作品を制作。
DAIKEI MILLS
中村圭佑が主宰し、東京を拠点に活動する設計事務所。CIBONE、ISSEY MIYAKE、NOT A HOTEL、LEMAIREなどの商業空間からavex、kontakt、Takramなどのクリエイティブ企業のオフィスまでさまざまなプロジェクトに取り組み、人と空間の在り方について一貫してデザインの実践を通じて考え続けている。
「A Tree」Phase 3
| 会期 | 2026年10月1日(木)より順次展示(予定) |
| 会場 | GINZA SIX 3F~5F 中央吹き抜け周りレストスペース |
| URL | https://tinyurl.com/mr3rdsby |

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