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世界的建築家による姫路の魅力再発見

隈研吾流オノマトペで見る建築 姫路編」が姫路市立美術館で2024年9月21日(土)から11月17日(日)まで開催される。本展は、建築家・隈研吾が姫路の3つの建築:姫路城、書寫山圓教寺、姫路市立美術館を「オノマトペ」で表現し紹介。オノマトペにより、これらの建築をヒューマンスケールで捉え直し、また、そこから連想する隈自身の建築作品を縮尺模型、実際の材料、写真などで展観する構成となっている。

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隈研吾 photo ©J.C.Carbonne

本展の見どころ

オノマトペで表す姫路の文化財建築の魅力
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「つんつん」の参考事例(GC プロそミュージアム・リサーチセンター、2010、愛知) ©Daici Ano

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「ぱらぱら」の参考事例(梼原 木橋ミュージアム、2010、高知 ©Takumi Ota)

姫路城(国宝・世界文化遺産)=つんつん、書寫山圓教寺(国指定重要文化財多数)=ぱらぱら、姫路市立美術館(国登録有形文化財)=こつこつと、各建築の特徴を「オノマトペ」で表現。隈研吾独自の視点と感覚を通じて、姫路の文化財建築の新たな魅力を浮き彫りにする。

隈研吾の作品世界

オノマトペから連想される隈研吾自身の建築作品も多数紹介。隈研吾は、オノマトペを普段から、自身の事務所でのやり取りで頻繁に用いるという。感覚的な視点から建築作品を捉え直すことで、隈研吾が大切にしている建築哲学が、我々にもより身近に感じられるだろう。

街と人がつながる

姫路市内の近現代建築を美術館学芸員が紹介するマップの作成や、ミュージアム建築を各館の学芸員とめぐるガイドツアーなどを実施。姫路城の他にもたくさんある市内の隠れた名建築を発見し、散策しながら新たな視点で街を楽しめる。

「隈研吾流オノマトペで見る建築 姫路編」開催概要

会期2024年9月21日(土)~11月17日(日)
休館日月曜日
会場姫路市立美術館 企画展示室
料金一般 1,400円 高大 800円 小中 400円
URLhttps://tinyurl.com/48n229vu