Sorry, this entry is only available in Japanese. For the sake of viewer convenience, the content is shown below in the alternative language. You may click the link to switch the active language.

フルラ ミラノのフラッグシップストアが有名建築家のデザインで刷新

フルラの本拠地ミラノの中心地に位置する旗艦店フルラ ドゥオモ店が、世界的に有名な建築家であるデイヴィッド・チッパーフィールド(David Chipperfield)に手掛けられた新しいコンセプトデザインに刷新し、リニューアルオープンした。

adf-web-magazine-furla-1

フルラ ドゥオモ店外観

この由緒正しき歴史あるブランドのフルラ、そしてフルラネット家と建築的デザインを通しての協業は大変やりがいのあるものでした。フルラのコア商品であるバッグを中心に、この新たなコンセプトストア内でどのように歴史と継承を語れるか、共に懸命に模索しました。

デイヴィッド・チッパーフィールド

フルラは、ミラノファッションウィーク中に、広さ265平米の世界的フラッグシップストアのフルラ ドゥオモ店を、今年アップデートされた新ロゴを取り入れ洗練されたデザインへリニューアル。また、来春登場の新作バッグ「MISS MIMI」を先駆けてスペシャルローンチするなど、公式デジタル・ソーシャルネットワークでも配信を開始した。

adf-web-magazine-furla-2

フルラ ドゥオモ店 内観

店舗は、階段でつながれた2フロアで構成されており、シーズンに合わせたイベントやポップアップディスプレイができるスペースを備えている。また部屋を繋ぐ要所に取り入れられたアーチは、フルラボローニャ本社の建物にあるアーケードからインスパイアされたブランドシンボルであり、フルラブランドの100年近い歴史の継承を示している。様々な天然の粘土を混ぜ合わせて作り出された独特の壁の風合いや色、そして大理石などの天然産物からなる粉末のコーティングで柔らかく落ち着いたカラーリングの装飾やテーブル。イタリアらしいモダンインテリアの空間が広がる。フルラ社長のジョヴァンナ・フルラネットの裁量で、1階ストア中央の壁には、かつてフルラ財団のアート賞を獲得したアメリカのアーティストJジョセフ・コスース(Joseph Kosuth)によるネオンサイネージで作られた代表的作品《Talentum Tolerare》が取り入れられた。これは、新進気鋭のアーティストや現代アートの支援をしてきたフルラとフルラ財団のこれまでの経緯と今後の活動を示唆している。

adf-web-magazine-furla-3

フルラ ドゥオモ店 内観

私たちはこの困難な情勢にも拘わらず皆様に明るいニュースを提供できることを嬉しく思います。私たちは、昨今の状況下でもフルラというブランドは柔軟に継続 できるというメッセージを送りたかったのです。また、世界的建築家デイヴィッド・チッパーフィールド氏と彼のオフィスには感謝を伝えたいと思います。このような完璧なまでのエレガンスとフルラブランドの継承と定義を明確に打ち出すことは、彼らとの協業でないと実現できませんでした。

フルラ社長 ジョヴァンナ・フルラネット