建築家藤本壮介デザインの白井屋ホテルがホテルアワード「2021 AD Great Design Hotel Award」を受賞
前橋のアートデスティネーション「白井屋ホテル」が、歴史ある米国の有名インテリア専門誌 Architectural Digest(以下AD) より、「2021 AD Great Design Hotel Award」を受賞した。米国ニューヨークを発祥とする多国籍マスメディア企業、コンデナスト・パブリケーションズが発行するADは、1920年創刊の月刊インテリア専門誌で80万以上の発行部数を誇る。今回AD誌として初めて主催した「2021 AD Great Design Hotel Award」では、過去1年間に開業した世界中のホテルの中で特に優れた24軒のおもてなしのデスティネーションが選ばれた。受賞対象ホテルは、AD 2021年6月号の特集記事に紹介されている。
かつて日本の絹産業の中心地であった前橋の歴史的な旅館の敷地に、建築家の藤本壮介が、既存の建物と自身がデザインした大胆な緑に覆われたタワーをひとつの芸術に満ちあふれた居場所につくりあげたことが高く評価された。さらにローレンス・ウィナー、宮島達男などのアート作品、ジャスパー・モリソンやミケーレ・デ・ルッキなどによる客室のデザインなども含め、まさに唯一無二のホテルと紹介された。白井屋ホテルの受賞ページには、藤本壮介がリノベーションした4層の吹き抜けに、レアンドロ・エルリッヒの光のパイプのインスタレーションが縦横無尽にみられる、植栽ゆたかなラウンジの画像が採用されている。
白井屋ホテル概要
住所 | 群馬県前橋市本町2-2-15 |
電話 | 027-231-4618 |
URL | www.shiroiya.com |