アジアとオーストラリアのデザインコミュニティのためのアワード「Design Anthologyアワード」がオンラインで復活

Design Anthologyは、アジア・オーストラリア地域のクリエイティブコミュニティの才能とビジョンを評価し、また世界に紹介するために2019年にアワードプログラムを設立し、2021年度はオンライン上でのアワードとしてDesign Anthologyアワード2021を開催します。アジア、オーストラリア、ニュージーランドでは、国や都市がデザインハブとなり、才能を持つデザイナーを惹きつけ、隣国よりもクリエイティブだと思われることを目指して競い合っており、私たちの生き方の代名詞であるデザインに新たな注目が集まっています。この地域のデザインと建築の権威として、クリエイティブ・コミュニティの才能とビジョンを評価、紹介することがDesign Anthologyアワードの目的です。青山デザインフォーラムは、トロフィースポンサーのLasvit、賞品スポンサーのDesign HotelsHouse of Tai Pingとともに、Design Anthologyアワード2021をサポートします。 

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アワード日程

  • 2021年4月30日 —アワードポータルの開設
  • 2021年8月31日 — 応募受付終了
  • 2021年9月1日〜30日 — デザインアンソロジーによる応募作品の審査および審査員による最終選考
  • 2021年10月1日 — ファイナリストの発表
  • 2021年10月15日 — 授賞式および最終選考作品のバーチャル展示、授賞式は2021年10月15日にオンラインで行われます。
  • 2021年10月16日 — Design Anthologyアワードトークが授賞式の翌日に行われ、アワードの審査員とファイナリスト、そして招待されたデザイン界の著名人が参加し、地域全体のデザインについてオンラインで議論するプログラムです。

カテゴリー

3つのカテゴリー、21のアワードが用意されており、各部門のアワードは近日発表予定です。

エントリー基準

Design Anthologyアワード2021は、建築、インテリア、プロダクトデザインの分野における優れた作品を顕彰するとともに、今日のアジア、オーストラリア、ニュージーランドのデザインの意味について、人々の認識を変えるために積極的に活動している個人や組織を顕彰することを目的としています。

審査員

  • テオ・ヤン(Teo Yang)、韓国
  • シャーリー・スーリヤ(Shirley Surya)、香港
  • 長谷川逸子、日本
  • ドング・ゴン(Dong Gong)、ベクター・アーキテクツ、中国
  • コリン・シア(Colin Seah)、MOD、シンガポール
  • ラッチャポーン・チューチュイ(Rachaporn Choochuey)、Allzone、タイ
  • マリア・クリスティーナ(Maria Cristina)、 Didero、イタリア
  • ユアン・マクゴイン(Ewan McGoin)、NGV、オーストラリア
  • ケネス・コボンプエ(Kenneth Cobonpue)、フィリピン

各カテゴリーのアワード受賞者には下記のものが贈呈されます:

  • LASVITが制作したデザインアンソロジーアワードの特注トロフィー
  • 額装された賞状
  • デザインアンソロジーが制作するアワードブックへの掲載

Design Anthologyについて

DesignAnthologyは香港をベースとし、洗練され、経験が豊富な見識のある人をターゲットにしたラグジュアリーデザイン雑誌です。クオリティーが高く、知識的で、トレンドや一時的な流行ではなく時間を超越したデザインに重きをおき、アジア地域のプロジェクトや、アジアに拠点を置くデザイナーにより国際的にデザインされたプロジェクトに焦点を当てています。

年四回刊行される各号は、都市計画、建築からインテリアデザイン、家具、アート、旅行まで多岐に渡る主題とともに、建造環境について国際的チームによる質の高い記事が特徴です。