”第2世代 都市空気浄化システム「CAPS 2.0」がグリーン・グッド・デザインアワードのグラフィックデザイン部門を受賞

香港のデザイナーCharis Ngによるスタイリッシュかつ実用的なデザインで、シノグループArupが共同開発した第2世代都市空気浄化システム「City Air Purification System」(以下CAPS 2.0)が、グリーン・グッド・デザインアワード2021の「グリーン製品/グラフィックデザイン」部門で表彰された。グリーングッドデザインアワード2021は、世界で最も権威のあるデザイン賞の1つであるグッドデザイン賞の特別版で、シカゴ・アテナイオン美術館欧州建築アートデザイン都市研究センターが共同で、世界中で最も革新的かつ先見の明のある新製品デザインを紹介している。

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Sino GroupとArupが共同開発した特許取得済みの第2世代City Air Purification System都市空気浄化システム(CAPS 2.0)

グリーングッドデザインアワードは、完全に持続可能、かつ最高水準の良好な環境と互換性のあるデザインへの道をリードし、最も重要な新しい国際的製品、建物、建築と計画プロジェクトを表彰している。「Build A Better World Now(今、良い世界を作る)」をテーマにしたこのプログラムは、35を超える国・地域から数百件の応募があった。欧州センターの国際諮問委員会で構成される審査パネルは、環境に最もプラスの影響を与えるため、最先端の「グリーンアプローチ」と最も洗練された方法や技術を強調する28カ国からの150以上の新しい建物、景観プロジェクト、製品デザインを選んだ。

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「スマートシティーソリューションは、その都市環境に美的に適合する必要がある。われわれは、すべての技術革新をモダンで洗練されたデザインになんとか組み込むことができたことに満足している」Charis Ng

CAPS2.0はバス待合所から既存構造物への据え付けに至るまで、さまざまな形で簡単に採用できる柔軟性のあるデザインとして認められており、大気質に対する特に有用で実用的なソリューションとなっている。この新しいろ過・衛生技術を搭載したCAPS 2.0は、半開放スペース内の空気を効率的に浄化することができる。CAPS 2.0は周囲の空気を吸い込み、システムを通過するときに空気を浄化し、浮遊粒子、空中浮遊アレルゲン、微生物、ウイルスを除去する。「ウインドブロック」イノベーションとして知られるキャノピーの端から排出されるエアカーテンは、汚染物質から保護し、周囲への空気の漏れを最小限に抑制する。次いで、消毒・浄化された空気が金属カラムの通気口から送られ、微生物、コロナウイルス、交差感染から人々を保護する。

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鉄鋼などの強力なアークテクチャー要素と、柔らかく制御された有機的なディテールをブレンドし、公衆衛生を保護するためにより機能的に影響を与えるだけでなく、視覚的に魅力的な構造を実現したデザイン

また上部に設置された太陽光発電パネルを通じて太陽エネルギーを収集する。ユーザーの利便性を高めるため、CAPS 2.0にはインターネット・オブ・シングス(IoT)が搭載されており、リアルタイム監視、データ比較、インタラクティブ表示により、天気、大気質、バス時刻表に関する有用な情報も表示することができる。

CAPS 2.0はグリーングッドデザインアワード2021に加え、2019年の第47回ジュネーブ国際発明展で金メダルと工業デザイン賞を、また世界知的財産機構の発明者賞およびシリコンバレー国際発明フェスティバル2019で審査パネル推奨と共に金メダルをそれぞれ受賞した。CAPS 2.0はそのイノベーションをより多くの人々に提示する目的で移動展示会を開催しており、現在は2022年1月17日までOlympian City2に展示されている。