世代を超えた躍動と熱狂

日本の美術界が誇るアーティスト空山基は、ボーダーや枠組みを超越し、メタリックな輝きにあふれた官能的な世界を表現する。ブルガリが発表したアルミニウムの輝きが魅力のタイムピースには、人びとを惹きつけてやまない先鋭的かつポエティックな空山の魅惑的な世界が表現されている。adf-web-magazine-bulgari-aluminium-sorayama-4

ブルガリ「アルミニウム 空山基 限定モデル」は、ハイパーリアリズムアーティスト空山基の溢れるイマジネーションと才能が形となったタイムピース。過去と未来の双方が投影された彼の作品には、1930年代と1940年代の古典主義への憧憬、そして航空と自動車の分野における著しい機械的進歩が反映されている。

永続的な価値

1930年代から1940年代の車や飛行機分野に多く見られたメタルの表面加工とディテールデザインを取り入れた「ブルガリ アルミニウム 空山基 限定モデル」。幾重もの円形の渦が美しい光の層を奏でるシルバートーンのダイヤル上には、スーパールミノバ®が塗布されたプロペラ型のアワーマーカーと針が配されている。バーインデックスの中には空山にとってのラッキーナンバーである数字の2が配置され、アルミケースとラバーベゼルを備えたこの限定モデルの直径は40mm。100m防水機能を備えている。SORAYAMAロゴの入ったケースバックとリューズは強化ブラックチタン製で、「ブルガリ アルミニウム」のシグネチャーのひとつであるアルミニウム製のリンクとピンバックルが組み合わせられたラバーストラップがセットされている。

ブルガリとのコラボレーションの話をもらった時、3つのデザインディレクションをしました。ダイヤルには私が小さい頃に憧れた、あの大西洋横断単独飛行に成功したスピリット・オブ・セントルイス号で採用されたスピン仕上げのモチーフを施し、インデックスの数字は2だけを入れること。それと私のSORAYAMAロゴ。昭和22年2月22日生まれなので、2は私のラッキーナンバーなんです。その他のメカニカルな部分は、その道のプロに任せれば間違いないから、私のファンだと豪語するファブリツィオ・ボナマッサ(ブルガリ ウォッチ プロダクト クリエイション エグゼクティブ ディレクター)に任せました。私が、金属や光り物、曲線美にエロスを感じるように、この時計をみて誰かがフェティシズムしてくれたら嬉しいね。

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©Kazuyoshi Shimomura

イタリアの輝き

2世代にわたり型破りなアプローチをしてきた「ブルガリ アルミニウム」。1998年にブラックとホワイトのグラフィックをベースとしたスポーティかつシックなデザインと、アルミニウムとラバーという革新的な組み合わせの素材で登場し、2020年には機械式自動巻きムーブメントが取り入れられる。時代を超越するイタリアンデザインの魅力とメカニカルの卓越性が見事に融合されたタイムピースになっている。過去と現在の双方が投影された「ブルガリ アルミニウム 空山基 限定モデル」は、品格と革新性を持つタイムピースで、航空界と自動車業界の黄金時代を象徴するその文字盤は、新たな理想へ向かうことを確信させる。

「ブルガリ アルミニウム 空山基 限定モデル

発売日2022年8月29日
価格407,000円
世界限定数1,000本SORAYAMAとBVLGARIロゴの入ったアルミニウムケース入り