歌舞伎町のホストクラブがスーベニアショップへ「BOND Souvenir Shop - Kabukicho Information Center」が開業
東京・新宿歌舞伎町で20年以上にわたりホストクラブやアートスペース、福祉事業などを展開してきたSmappa!Groupが、新たな文化発信拠点「BOND Souvenir Shop - Kabukicho Information Center(KIC)」を2026年6月19日にオープンする。会場となるのは、これまでホストクラブとして営業していた「BOND」。店内の内装や照明、空間の雰囲気をそのまま残しながら、歌舞伎町の文化や都市の記憶を持ち帰ることができるスーベニアショップとして生まれ変わる。
近年、訪日観光客の増加によって歌舞伎町は世界的な観光地として知られるようになった。しかし街を訪れる人々の多くは、その独自の文化や歴史に深く触れる機会を持たないまま通過している。Smappa!Groupはこれまで、「ホスト歌会」や「新宿歌舞伎町春画展WA」、現代アートプロジェクトなどを通じて、歌舞伎町を単なる歓楽街ではなく文化の発信地として捉え直す活動を続けてきた。KICはその延長線上に位置付けられるプロジェクトである。
ホストクラブを体験するスーベニアショップ
KIC最大の特徴は、ホストクラブの空間そのものを保存している点にある。訪問者はシャンデリアやソファ、独特の照明演出が残された店内で酒を楽しみながら商品を購入できる。単にグッズを販売するだけでなく、歌舞伎町という都市の空気や物語を体験として持ち帰ることを目指している。ショップではオリジナルアパレルや雑貨を展開するほか、「新宿歌舞伎町春画展WA」の公式グッズも販売される。



歌舞伎町をグラフィックとして再解釈
オリジナルプロダクトでは、「KABUKICHO」シリーズや「KABUKICHO FIRST GRADER」シリーズなど、歌舞伎町という街が持つ歓楽、労働、観光、秩序と混沌といった多層的な要素をグラフィックデザインとして再構成している。蛍光インクや漢字ドリルをモチーフにしたデザインを通じて、都市文化を読み解くための視点を提示する試みとなっている。

TENGA AHEAD ポップアップを同時開催
オープンに合わせて、TENGAと東京のヴィンテージショップ「STEP AHEAD」による新レーベル「TENGA AHEAD」のポップアップイベントも開催される。会期は2026年6月19日から7月19日まで。「どこか惹かれてしまう色気」をテーマに、ヴィンテージウェアや一点物のアイテム、TENGAオリジナルグッズが展示販売される。歌舞伎町という街が持つ欲望や表現、カルチャーを異なる角度から捉える企画となっている。

TENGA
TENGAグループは性生活を豊かにすることで人生がよりすばらしいものになり、世界中の人を幸せにできると考える。性を後ろめたいものではなく、みんなの「生きるよろこび」として誰もが楽しめるものにするために、心躍るようなものづくりと、心と体のウェルネスを支える新たな提案によって、多様な生き方を認めあう仕組みを生み出す。
Smappa!Group
新宿・歌舞伎町を拠点に、ホストクラブ、バー、飲食店、アートスペース、介護施設など多様な事業を展開する企業グループ。2000年代初頭より歌舞伎町の文化発信を目的とした活動を継続し、「ホスト歌会」「ホスト万葉集」「新宿歌舞伎町春画展WA」など、アートや文学、伝統文化を横断するプロジェクトを手掛けている。

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