Ambientecが職人技と科学を融合させたポータブルランプを発表
今回のノーマディックなコレクションは、未来から私たちに伝わり、過去の記憶を語る遊牧民のオブジェのよう。詩的なフォルムが、高度で信頼性の高いテクノロジーと出会い、機能的な芸術作品としてのアクセントランプに新しい概念を吹き込み、パーソナルでセンチメンタルな関係性を築く。どんな状況でも、部屋から部屋へと一緒に旅をする。今回、Ambientec(アンビエンテック)のコレクションに新たに加わったのは、田村奈央がデザインするハイテク照明と慎重で繊細なな職人技、そして上質な素材、刺激的なデザインを統合したTURN+プロジェクト。
アンビエンテックのポータブルワークとデスクランプTURNを以前にデザインした田村奈央は、今回TURN +のデザインで、自然光とクラシックなランタンの優しく親しみやすいラインにインスパイアされた。統合されたタッチセンサーと2種類のLEDセグメントによって、4つの異なるグラデーション光を、簡単なジェスチャーだけで調整することが可能になっている。瞑想的な雰囲気を作り出すキャンドルのような居心地のよい輝きから、イベントや祝事に理想的なより強い光、また、読書に最適な安らかな光など、様々なシーンに合わせることができる。
外装はアルミニウム、真ちゅう、またはステンレス鋼でできており、すべて高い耐久性のある金属。また、TURN +のもう1つのユニークな機能は、ディフューザーに固体ガラスを採用していること。研ぎ澄まされ、完璧に磨かれた曲線によって、LEDテクノロジーだけでは実現できない自然な光の屈折を表現することができ、光に深みを与えている。充電式でポータブルなTURN +は、最大500時間の光を提供。防水性も備え、屋外やバルコニー、庭などのアウトドアでの使用も可能だ。
「光は活力と希望の強力なシンボルです。TURN+は、あなたのそばで、人生の瞬間、気分に寄り添う光になることを目的としています。軽く触れることで光るランプは、あなたと、強い感覚や感情の絆を生み出すはずです」と語るのはデザイナーの田村奈央。今回のTURN +の発売に伴い、アンビエンテックはロゴを一新。グラフィックを担当したデザイナーのエドワードレイダは「新しいグラフィックは、環境とテクノロジー概念の調和の取れたバランスを強調すると共に、会社のアイデンティティ、価値、およびバックグラウンドの統合されたヴィジョンを表している」と説明している。
アンビエンテックについて
Ambientecは、水中写真用のプロの照明の分野での豊富な経験に基づき、最も暗い深海を照らすノウハウをデザインの世界にもたらしている。ワイヤレスで防水性があり、独自のLEDテクノロジーと統合された商品は家庭用にも最適。アンビエンテック設立者でCEOの久野義典は「私たちは人と光の関係を探求し、技術的手段と一生続くランプを設計することによって、あらゆる環境に新しい雰囲気を作り出す」と語る。