毎日のコーヒータイムを豊かにする独創的なエスプレッソカップ
ルクセンブルグのメタフォーム・アーキテクツ・アンド・アトリエズ・クライスビアグが手掛けた、コーヒーの冠となる豊かな香りの泡となるクレマの完全性を保つよう設計されたエスプレッソカップ「メビノ」は、ルクセンブルクでのみデザイン・製造され、収益はすべてアトリエ・クレーズビアグに寄付され、障がい者の人々の支援に役立てられる。
Möbinoのエスプレッソカップは、無限を象徴する連続した1つの表面であるメビウスの輪の形をしている。
このセラミックの表面は連続したカーブを描き、コーヒーがその縁に沿ってカップの底に滑り込み途切れることなく渦を巻くように注ぐ。この螺旋状の動きによって自然なクレマが保たれ、より豊かな風味が長く続く。このデザインはメタフォームが2020年のドバイ万博に出展したルクセンブルグパビリオンからインスピレーションを受け、パビリオンで表現されたダイナミックな品質を体現している。
このプロジェクトにおける主な意図はクレーズビアグでの名誉ある活動を強調すること、つまり社会的帰属に焦点を当てながら障害者の支援と教育を提供することです。日々の出会いを通して彼らをサポートし、彼らのモチベーションと高い能力について言及することが重要だと考えます。そして、それはカップ以上のものであると信じています。
-シャラム・アガジャニ、Metaform-創立パートナー
フォルムを超えて
カップは二重壁構造となっており、手を冷やさず、また、コーヒーが熱くならないように工夫されている。親指と手のひらの曲率に合わせて20mlのコーヒーが入るように設計されている。
手になじむ
Möbinoは、パラメトリックデザインの幾何学的な精密さと、職人のクラフトマンシップを融合させた製品です。ルクセンブルグで障がい者の職業的・社会的地位の向上を目指す協同組合「アトリエ・クレズビアグ」によって独占的に製造されています。それぞれのカップは才能ある専任チームによって、工房で手作業で彫刻と釉薬が施された一点ものの芸術品です。
-マーク・ビッセン、アトリエ・クレーズビアグ経営責任者-
Möbinoの収益はすべてクレーズビアグ財団に直接寄付され、障がい者が社会で活躍するためのスキルと機会を提供するというその野望をさらに支援するために使われる。
何カ月にもわたる研究とテストの末に、この美しいデザインを実現する革新的なソリューションを見出したことを私たちは大変誇りに思います。デザインと意欲的な職人技が出会うことで成功したパートナーシップと言えるでしょう。この高品質な製品を私たちと同じように楽しんでいただけることを願っています。
-マーク・ビッセン、アトリエ・クレーズビアグ経営責任者-
メタフォームについて
2003年に設立されたメタフォーム・アーキテクツは、シャフラム・アガジャニ、ティエリー・クルーシュテン、G.G.キルヒナーの3人によって運営される。彼らの芸術的センスがメタフォームの生活とプロジェクトの骨格を形成し、現在では50人以上のコラボレーターからなる学際的なチームで構成され、その創造的で大胆なアプローチにより各プロジェクトに独自のスタイルを導入している。ルクセンブルクとドバイの中心部にオフィスを構え、国内外を問わず積極的に活動している。
アトリエ・クライントビアーグについて
アトリエクライスビアの使命は障害者の利益を代表し、予防、リハビリテーション、医療、教育、入学、職業訓練、社会参加の分野で活動することによって障害者の道徳的、社会的、物質的状況を改善することである。