夜のまちが動き出す新たなナイトライフを提案する光のアートイベント
象の鼻テラスは2022年12月9日から12月11日まで、「ZOU-NO-HANA FUTURESCAPE PROJECT 2022」を開催する。2022年のテーマは「ネクストノーマル・ナイトライフ」。横浜市が主催する新たな夜景創出事業「ヨルノヨ」とも連携しながら、象の鼻テラス・象の鼻パークを舞台に、アーティスト・市民・企業・大学による光のアート作品を集め、ネクストノーマルな「夜」を感じられるアートイベントとして開催される。
会場では東弘一郎、上野悠河、L PACK. 、髙橋匡太、WA!moto.の5名の招待作家による「アートプログラム」を中心に、若く自由な発想を集めた「大学参加プログラム」、横浜の企業やクリエイターが集う「ナイトマルシェ&ミュージック」も行われる。また、作品展示だけでなく、来場者にもアートなナイトライフを体験してもらえる参加型プログラムも予定。そして、今年から新たに「フューチャースケープ・フォトコンテスト」の開催も決定し、写真を撮ることを通じて横浜の公共空間を見つめ直し、その理想のあり方を来場者にも共に考えてもらう共創型アートプロジェクトとして展開する。第1回の募集テーマは「横浜の光」。金賞受賞者には特典も用意されている。コロナ禍を経て、「夜」の楽しみ方も、都市の景色も、公共空間の役割も、大きく変化した。今回はそうした社会の動きと、象の鼻テラスが過去に開催してきた、最先端の省エネ技術 × アートの融合で新たな横浜夜景を提案する「スマートイルミネーション横浜」の経験なども踏まえ、アートを通じて創造的な「夜」を提案する3日間をめざす。
アートプログラム
招待作家によるプログラム。本年度のテーマを表現するアート作品を制作。
大学参加プログラム
大学・大学院・専門学校などが研究室単位等で参加するプログラム。学生の発想を活かしつつ、新たな時代のナイトライフを提案。
ナイトマルシェ&ミュージック
横浜の事業者の出店により構成するナイトマルシェ。多彩なパフォーマンスや音楽ライブも開催し、市民参加で「夜」の楽しみ方を提案。 横浜夜景をもっと楽しむための写真講座や、スマホで誰でも参加できる展示、同時開催中の「ヨルノヨ」と連携したプログラムも実施予定。
象の鼻テラス
横浜市開港150周年事業を機に2009年に開館。横浜港発祥の地である象の鼻パーク内にアートスペースとカフェを併設したレストハウスとしてつくられた、横浜市の都市ビジョン「文化芸術創造都市クリエイティブシティ・ヨコハマ」を推進する文化観光交流拠点の一つ。開港当時から異文化と日本文化がこの土地で出会ってきたように、人や文化が出会い、つながり、新たな文化を生む場所を目指しさまざまなアートプログラムを開 催している。横浜市文化観光局の委託により、スパイラル / ワコールアートセンターが運営している。
ZOU-NO-HANA FUTURESCAPE PROJECT
「ZOU-NO-HANA FUTURESCAPE PROJECT」は、アートの創造性を用いて公共空間の新しい使い方を提案する社会実験プロジェクト。SDGs達成に貢献することも視野に「環境」「災害」「食」「健康」「教育」「花と緑」の6分野にフォーカスし、2019年の初開催以降、アーティスト・市民・企業など多様な主体と共に推進している。
「FUTURESCAPE PROJECT 2022」開催概要
テーマ | ネクストノーマル・ナイトライフ |
会期 | 2022年12月9日から12月11日まで |
時間 | 16:30-21:30(予定) |
会場 | 象の鼻テラス・象の鼻パーク |