ポール・セザンヌの作品をVR空間で堪能。Gates Museumにて屋外展示をヴァーチャル公開
ヴァーチャル美術館のGates Museum「Art in the SkyⅡ」では、「近代絵画の父」と呼ばれたポール・セザンヌの作品をヴァーチャルで体感できる、「ポール・セザンヌ展-ロマン主義からキュビスムまでの道程-」展を、2021年7月1日(木)から11月30日(火)まで開催する。ヴァーチャルだからこそ可能な、貴重な作品の屋外展示を、CGで作られたVR空間で実現する。
展示会概要
19世紀から20世紀の美術界において活躍したフランスの画家、ポール・セザンヌは「近代絵画の父」とも称され、20世紀の前衛美術に大きな影響を与えた。若き日のセザンヌはロマン主義を代表するドラクロワやクールベに影響を受け、ピサロやルノワール、モネら印象派の一員として活動を共にしたのち、複数の視点を一つの画面に取り入れる多視点で絵画を描き、それは後にピカソとブラックが創始したキュビスムにおける芸術概念の基礎となった。本展ではセザンヌの生涯を下記の3つの区分で考察。ヴァーチャルならではの試みとして、実寸の長辺と短辺を2倍(面積は4倍)に拡大した比率で作品を展示している。
- ROOM 1 初期の作品(1860年代)
- ROOM 2 印象・構成主義時代の作品(1872-1887年)
- ROOM 3 総合時代の作品(1888-1906年)
展示作品の一部
「ポール・セザンヌ展-ロマン主義からキュビスムまでの道程-」展 概要
会期 | 2021年7月1日-2021年11月30日 |
会場 | Gates Museum「Art in the SkyⅡ」 |
入場 | 無料 |
特設ページ | https://bit.ly/3BRKIVn |