世界の街を舞台に滞在制作を行った、国内外のアーティストたちによる成果発表展
「トーキョーアーツアンドスペースレジデンス2024 成果発表展『微粒子の呼吸』」が2024年6月29日(土)より開催される。会場はトーキョーアーツアンドスペース本郷(TOKAS)で、2024年8月4日(日)までが第一期、2024年8月17日(土)から9月22日(日・祝)までが第二期という構成。TOKASでは公募展や企画展、海外派遣などを通じて、段階的、継続的にアーティストの活動を支援しており、2006年からはレジデンス・プログラム「クリエーター・イン・レジデンス」を開始し、東京や海外の派遣先を舞台に、さまざまな分野で活動するアーティストたちへ活動の機会を提供している。本展覧会の第一期ではTOKASレジデンシーに滞在した6名の作品が紹介される。
第一期となる本展ではエド・カー、前田耕平、松本美枝子、エドウィン・ロウの4名が「都市を取り巻くエコロジー」という共通テーマのもと、対話や議論を重ねながら制作活動に取り組んだ成果を発表する。また海外クリエーター招聘プログラムで滞在制作を行った、キム・ウジン、ネストール・シレの2名が作品を展示する。
テーマ・プロジェクト:「都市を取り巻くエコロジー」
エド・カー(Edd CARR)
1992年ノースヨークシャー(イギリス)生まれ。ロンドンを拠点に活動。2022年ロイヤル・カレッジ・オブ・アート修了(現代美術)。主な展覧会に「Photo50」ロンドン・アートフェア(2023)など。
前田耕平(MAEDA Kohei)
1991年和歌山県生まれ。関西を拠点に活動。2017年京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻構想設計修了。主な展覧会に「タイランド・ビエンナーレチェンライ2023」など。
松本美枝子(MATSUMOTO Mieko)
1974年茨城県生まれ。茨城県を拠点に活動。1998年実践女子大学文学部美学美術史学科卒業。主な展覧会に「具(つぶさ)にみる」(国際芸術センター青森[ACAC]、2022)など。
エドウィン・ロウ(Edwin LO)
1984年香港生まれ。香港を拠点に活動。2017年香港城市大学修了(クリエイティブメディア)。主な作品上映に「オーバーハウゼン国際短編映画祭」(ドイツ、2023)など。
海外クリエーター招聘プログラム
キム・ウジン(KIM Woojin)
1976年韓国生まれ。ソウル、京畿道を拠点に活動。2019年梨花女子大学美術博士課程修了(絵画)、2012年ロンドン大学ゴールド・スミス・カレッジ修了。主な展覧会に「PostModernChildren」(釜山現代美術館、2023)など。
ネストール・シレ(Nestor SIRÉ)
1988年カマグエイ(キューバ)生まれ。ハバナを拠点に活動。主な受賞歴に「Rijksakademievanbeeldendekunsten」レジデンス・アーティスト(アムステルダム、2024-2025)など。
「トーキョーアーツアンドスペースレジデンス2024 成果発表展『微粒子の呼吸』」開催概要
会期 | 第1期:2024年6月29日(土)~8月4日(日) 第2期:2024年8月17日(土)~9月22日(日・祝) |
会場 | トーキョーアーツアンドスペース本郷 |
休館日 | 月曜日(7/15、9/16は開館)、7/16、9/17 |
URL | https://tinyurl.com/mryeyd8t |