梅の名所偕楽園がチームラボによってインタラクティブな光のアート空間へ変化

アート集団チームラボは、茨城県水戸市の日本三名園・偕楽園で「チームラボ 偕楽園 光の祭 2022」を2022年2月1日(火)から2022年3月31日(木)まで開催する。時期によって様々な種類の梅が変わりながら咲き渡る春の偕楽園を、人々の存在によって変化するインタラクティブな光のアート空間に変える。adf-web-magazine-team-labo-kairakuen-1

開催2回目となる今年は、無数の光の線がうごめく作品《我々の中にある火花》が初公開されるほか、好文亭の目の前に広がる約1,500本の梅がインタラクティブに光り輝く作品や人々の存在によって変化する大杉の森、樹齢800年の巨木に花々が咲いては散る作品などを展示。

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我々の中にある火花 / Solidified Sparks

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自立しつつも呼応する生命と呼応する大杉森 / Autonomous Resonating Life and Resonating Giant Cedar Forest

チームラボは「Digitized Nature」という非物質的であるデジタルテクノロジーによって、自然を破壊することなく「自然そのものが自然のままアートになる」というプロジェクトを行っている。人間は自分の人生より長い時間を認知できないのではないか、つまり、長い時間の連続性に対する認知の境界があるのではないか。また、長い年月をかけて自然がつくる形や長く続いてきた人と自然との営みによる造形、その形こそが、長い時間を知覚できる形そのものであると考え、それらを使うことで長い時間の連続性に対する認知の境界に対する模索をしたいと考えている。

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具象と抽象 - 陽と陰の狭間 / Concrete and Abstract - Between Yin and Yang

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生命は連続する光 - 梅林 / Life is Continuous Light - Plum Trees

偕楽園

偕楽園は国の史跡及び名勝に指定された江戸後期(1842年)の借景式庭園で、金沢の兼六園、岡山の後楽園とならぶ「日本三名園」のひとつ。2022年に開園180年を迎える。庭園には約100品種3,000本の梅が植えられ梅の名所として広く知られている。 様々な品種があるため、「早咲き」「中咲き」「遅咲き」と長期間にわたり梅が咲き渡り「水戸の梅まつり」が120年以上に渡って開催されている。本展の会期中、偕楽園では120年以上続く「水戸の梅まつり」も開催予定。

「チームラボ偕楽園光の祭 2022」開催概要

会期2022年2月1日(火)から2022年3月31日(木)まで
時間18:00~20:30 (最終入場20:00)
会場偕楽園
チケット情報https://exhibition.teamlabticket.com/kairakuen/#/