造本家という仕事と作品について学ぶ
「デザインとアート」を柱とした感性教育の拠点である金沢工業大学「五十嵐威暢アーカイブ」において、造本家・新島龍彦によるトーク「造本家の仕事:ことば、イメージ、物語をかたちへ」が2024年12月23日(月)に開催される。現地での参加、またはオンライン配信で視聴できる。
新島は、これまでことばやイメージ、そして物語を本というかたちへと展開させ、多くの人々へ届けてきた。今年7月には五十嵐威暢がSNS上に記したことばの数々をまとめた書籍『はじまりの風:五十嵐威暢ことばのいぶき』の発行・造本も担当。トーク前半では、造本家という仕事と作品について、後半には『はじまりの風』を起点に、新島が見る五十嵐の世界について語る。
金沢工業大学では、昨年11月感性教育の拠点として彫刻家・デザイナー五十嵐威暢(たけのぶ)が寄贈した5000点もの作品・資料を所蔵する五十嵐威暢アーカイブがオープンした。
新島龍彦
造本家/有限会社篠原紙工。1991年生まれ。2014年有限会社篠原紙工入社。2020年より制作チームリーダーとなり、チームの行く先を考え会社を動かすメンバーとして日々のできごとと向き合っている。造本家としての個人制作においては、物語を紙に宿して形作ることを造本と捉え、大学時代より活動を続けている。会社としての仕事と個人としての仕事を分けるのではなく結びつけながら、本を作り続けている。
受賞歴
2013 LOCUS DESIGN FORUM ·書・築展ブックデザイン国際公募 入選
2014 第48回造本装幀コンクール 読書推進運動協議会賞 受賞 [MOTION SILHOUETTE]
2015 世界で最も美しい本コンクール 銅賞 受賞 [MOTION SILHOUETTE]
2022 第 48 回造本装幀コンクール 読書推進運動協議会賞 受賞 [芝木好子小説集 新しい日々]
新島龍彦トーク「造本家の仕事:ことば、イメージ、物語をかたちへ」開催概要
日時 | 2024年12月23日(月)17:30~18:30 |
現地定員 | 20名(オンライン配信あり) |
料金 | 無料 |
申込みURL | https://tinyurl.com/5crmjr26 |
URL | https://igarashiarchive.jp/ |