ショートショートフィルムフェスティバル & アジア 2020
米アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)2020」が2020年6月4日(木)から6月14日(日)まで都内複数会場で開催される。ウェブオンライン会場を設置し、会場での開催に先駆けて5月27日(水)より配信が行われる。112カ国と地域から集まった作品の中から、厳選な審査で選ばれた約200作品を無料上映・配信する(一部有料イベント)。
世界中から注目が集まる22年目を迎える2020年度のSSFF & ASIAのテーマは「ボーダレス」。上映するショートフィルムでは、民族や人種、国、貧富、ジェンダーといった「ボーダー」を越えた家族や友人、恋人、社会とのつながりなど人間にとっての普遍的な物語が描かれる一方、未だわれわれが知ることのなかった様々な視点や価値観、それに基づく想いが語られる。
SSFF & ASIAからは、2013年インターナショナル部門観客賞作品『リッチ―との一日』、2016年のグランプリ作品『合唱』がアカデミー賞短編実写部門のオスカーを獲得したのに続き、2019年インターナショナル部門のベストアクトレスアワード受賞作品『向かいの窓』が2020年のオスカーを獲得、2019年インターナショナル部門優秀賞作品『兄弟愛』もアカデミー賞にノミネートされている。また、特別上映作品として決定している、本年度アカデミー賞4冠に輝いたポン・ジュノ監督のショートフィルムをはじめ、プログラム、上映作品、イベント等の詳細は4月中旬以降に発表される。
さらに本年より「テクノロジーに裏打ちされたクリエイティブエンターテイメントカンパニー」として、クリエイターの夢の実現を支援するソニーが、翌年のアカデミー賞短編実写部門への推薦につながるコンペティション(インターナショナル部門、アジア・インターナショナル部門、ジャパン部門)をサポートする。