渋谷は今日も、未来へと進行中。「SHIBUYA IN PROGRESS」のパブリックアートが工事現場を彩る
「SHIBUYA IN PROGRESS」は、渋谷駅を中心とした街区の区画整理事業が進行中の渋谷の工事現場を「未来がはじまる場所」ととらえ、アーティストがそこに「自らの想像」を重ねるパブリックアートプロジェクト。このたび、3名の気鋭アーティストによって制作された計11点の絵画作品のプリントが、2023年2月16日(木)から28日(火)まで、渋谷駅周辺にダイナミックに展示される。
今回参加するアーティスト、KAZUSA MATSUYAMA、三澤亮介、渡部未乃の3名が独自の視点で渋谷の街や「未来がはじまる場所」といったキーワードから着想を得て制作された絵画作品が、開発の進む渋谷駅前の工事現場の仮囲いや支柱などに展示されていき、ダイナミックに渋谷の街をジャックする。制作された原画作品は特設サイトからの購入が可能となる予定。販売された作品の売上の一部は、今後の渋谷区内でのアートプロジェクトに還元される。
展示場所
- 渋谷駅 ハチ公口
- 渋谷駅 西口
- マークシティ下柱巻
アーティスト紹介
KAZUSA MATSUYAMA
表情の歪みや抽象的な描写によって、表面的な喜怒哀楽だけではなく本質に潜む美しさを追求する「Anonymous Portraits」(匿名性のある肖像画)シリーズを描く。1つ1つの作品から観る人によって違う感じ方や捉え方、想像の余地を残す描写で表現している。
RYOSUKE MISAWA
総合芸術をバックグラウンドに持ち、その多角的な視点を平面の肖像画に凝縮させる。コンセプトは”固定概念のアップデート”。シームレスにつながる線と色合いで埋め尽くしフラットに描き切る構成により、生きた線に区切られた美しいカラーパズルが浮かび上がる作品を描く。
MINO WATABE
東京都出身。2016 年多摩美術大学大学院美術研究科博士前期課程絵画専攻油画研究領域修了。自然と人工、有機と無機、抽象と具象といった対局な関係性の中間に存在する絵画をコンセプトに色鮮やかな油絵で描いている。
「SHIBUYA IN PROGRESS」開催概要
会期 | 2023年2月16日(木)~2月28日(火)※一部作品は会期終了後も継続して鑑賞可能 |
会場 | 渋谷駅 ハチ公口/渋谷駅 西口/マークシティ下柱巻 |
URL | https://shibuya-in-progress.com/ |