ドローイングとリトグラフでたどる、ピュリスムからの軌跡
「画家 ル・コルビュジエ 建築の巨匠が紡いだ絵画の世界」展が、銀座蔦屋で2026年7月25日(土)から8月27日(木)まで開催される。サヴォア邸やロンシャンの礼拝堂を手がけ、世界文化遺産にも登録された20世紀建築の巨匠・ル・コルビュジエ(1887-1965)は建築家として不動の地位を築いたが、毎朝アトリエに籠もり、生涯にわたり絵を描き続けた「画家」でもあった事実は一般には広く知られていない。本展ではコルビュジエのインスピレーションの源泉であり、知られざる画家としての側面にスポットを当てる版画・ドローイング展。2点の原画の変遷、名作『直角の詩』誕生など、ル・コルビュジエの創作の軌跡をたどる。
「絵画」の進化が、そのまま「名作建築」の歴史に
第一次世界大戦後のフランスでル・コルビュジエとアメデ・オザンファンが提唱した芸術運動「ピュリスム」。この時期に描かれた『ピュリスムの静物』(1927年)は直線で構成された初期の静物画で、無駄をなくした機能的なデザインは、のちの近代建築の最高峰『サヴォア邸』のベースとなる思考といわれている。一方、晩年の円熟期を象徴する作品『手』(1951年)は、生命力あふれる自由な曲線で、同時期に手がけていた『ロンシャンの礼拝堂』『開いた手のモニュメント』などの造形へとダイレクトに繋がっている。
会場展示作品は会場で会期初日10:30より販売開始されるほか、ECプラットフォーム「OIL」でも販売される。
ル・コルビュジエ(Le Corbusie)
20世紀を代表するスイス出身の建築家、デザイナー、画家。本名はシャルル=エドゥアール・ジャンヌレで、「ル・コルビュジエ」は活動の際のペンネーム。建築家として不動の地位を築く一方で、生涯を通じて毎日絵を描き続けた画家でもあった。2016年には国立西洋美術館(東京)を含む世界7カ国の建築17資産が「ル・コルビュジエの建築作品」として世界文化遺産に登録された。1920年代にピュリスム(純粋主義)運動を提唱し、無駄を削ぎ落とした『サヴォア邸』など近代建築の旗手となる。戦後は独自の寸法システム「モデュロール」を考案し、集合住宅『ユニテ・ダビタシオン』や『ロンシャンの礼拝堂』などの名作を残した。
「画家 ル・コルビュジエ 建築の巨匠が紡いだ絵画の世界」開催概要
| 会期 | 2026年7月25日(土)~8月27日(木) |
| 時間 | 10:30~21:00 ※最終日のみ18時閉場 |
| 会場 | 銀座 蔦屋書店 アートウォール |
| URL | https://tinyurl.com/5n7mwy8s |

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