ジェイミーリードが手掛けたパルコの新広告-コンセプトは「TEAM HARMONY」

パルコが、ロンドンのクリエイティブディレクター、ジェイミーリード(Jamie Reid)を起用した2022年SSシーズンの広告を公開した。「TEAM HARMONY」のコンセプトのもと、彼を取り巻くロンドンのフォトグラファー、スタイリスト、デザイナー、モデルたちと共に、コロナ禍の中で共に力を合わせ夢や目標を実現していく姿勢を表現した。adf-web-magazine-parco-jamie-reid-1

2020年から3シーズン、Jamieとパルコは相互に理解を深めながら、今パルコが何を表現・発信していくべきか議論し、毎シーズンテーマを決め、クリエイティブの制作を行ってきた。2020年は渋谷PARCO再開後の企業の姿勢を表現した「PARCO HEROES」。2021年は、コロナ禍の中での未来へ向かう希望の大切さを表現した「HOPE FLOATS」を展開。そして3年目となる2022年は、いまなおコロナ禍が私たちの生活に多大な影響を及ぼしている中で、チームワーク/他者を理解し、共に力を合わせることで、夢や目標を実現していく姿勢を「TEAM HARMONY」のメッセージに込めて展開する。adf-web-magazine-parco-jamie-reid-4

人々が団結する力強さと美しさ、調和によって築き上げられる希望を、シーズンを通して4つの幻想的な物語として表現していく。SS広告では、万華鏡のようなブランケットに乗り、友人たちの力で目眩がするほど空高く舞い上がったり、皆で作り上げたイカダで夢を追って大海原を航海する姿を描いている。8月に公開するAW広告では、仲間と協力しながら新しい何かを作り上げるチームや、全員の奏でる音が調和するエナジーに溢れた演奏を披露するバンドが登場する。adf-web-magazine-parco-jamie-reid-2

クリエイタープロフィール

JAMIE REID(CREATIVE DIRECTION)

イギリス・ロンドンを拠点に活動するアートディレクター・グラフィックデザイナー。2012年に自身のデザインスタジオを設立し、エディトリアルやブックデザイン、広告、ブランディングなど、多岐にわたってアートディレクションやグラフィックデザインを手がける。2015年から2020年まで雑誌『Dazed & Confused』のアートディレクターを務め、ロゴやクリエイティブの再編をディレクションし、同誌のリデザインを行う。アートディレクションやグラフィックデザイン、写真、紙や印刷方法を含む工程において、より持続可能な生産プロセスを積極的に導入するなど、雑誌の新時代を告げる新しいビジョンを掲げる。ユースカルチャーに影響を与える、次世代を代表するファッションクリエイターとしてChopova LowenaやKiko Kostadinov、Mowalola、Grace Wales Bonner、Rokhなど、若手デザイナーへのサポート、コラボレーションを行っている。

CHARLIE ENGMAN(PHOTOGRAPHER & DIRECTOR)

アメリカ・シカゴ生まれ。英国オックスフォード大学で日本語と韓国語を専攻する傍ら、フォトグラファーとして活動を始める。『AnOther Magazine』や『Dazed & Confused』などの雑誌、PRADAやMarni、adidas、NIKEなどのクライアントワークを手掛けるなど、幅広く活躍している。

AI KAMOSHITA(STYLING)

日本生まれ。東京でウィメンズウェアデザインの学士を取得後、ロンドンに移住。スタイリストPanos Yiapanisに師事し、数年間アシスタントとして経験を積んだ後、独立。現在はイギリス・ロンドンを拠点に活動。

「PARCO 2022 シーズン 広告サイト」概要

URL​https://parco.jp/style/
SS期間2022/2/17(木)~2022/8/16(火)
AW期間2022/8/17(水)~予定