本展に先駆けて東京 CENTER / EDOでのプレビュー展示も
日本を拠点に国内外で活躍するアーティスト安野谷昌穂の個展「Download 0」が、香川県高松市の現代アートギャラリーSyndicateとCENTER / SANUKIの2会場にて、2023年6月24日(土)から7月23日(日)まで同時開催する。安野谷は日々の生活の中で感じ取る世界の情報や自然の中で得た観察や感覚に影響を受けながら、絵画、ドローイング、コラージュ、パフォーマンス、写真などのさまざまな作品を発表。これまでにCOMME des GARCONS SHIRTに作品が起用されるほか、ロックバンドHAPPYやMars89などとのコラボレーションも行うなど多岐にわたる活動を展開している。
作家にとって四国では初となる本展では、CENTER / SANUKIでは平面作品 + 小さな作品群で構成。一方でSyndicateでは平面作品を軸に実験的な空間構成を予定。生命そのものが本来的に宿すエネルギーや神秘をことごとく祝福するかのような安野谷の作品は、観る者のうちにもまたそれが在るのだという事実を実感として気づかせてくれる。
作家ステートメント
CALLING-CALLING
space white space
blank(c) space 覗いてごらん
喜び 悲しみ 楽しみ 恐怖 愛 憎しみ OH gimme, NO limit
全ての私を受け入れて
愛し tell you 何度でも言う
UP and down
up and DOWN
ゆらゆら Parallel Adventure
<LOST>
CALLING-CALLING
center deeper
ゼロに還ろう 無限大のゼロ
LOVE DIVE HIVE SURVIVE
誤飲する 事もあるけれど
go into through a blind landLOVE/FEAR cocktail 注いで
美味しく 飲めたら 良き 眠りかな
脳内 syndicate 束ねて かよって
宇宙突き抜けて 真っ直ぐ とおって
降り注ぐ隕石も 大の字になって 君 NO 為って?
YES
全てを受け入れた
愛し tell you 何度でも言う
言ったって ブレる駒だから
いつだって 揺れる床だから
けれど、地べたに降りた時に決めたんだ
全てを君が決めると決めた ときめた ときめた トキメイタ トキメイタ トキメイタ ときめいて
いつだって 思い出せるなら
今だって 狂えるはずだから
REMEMBER
I
am
a
SUPER DOWNLOADER
生きるなら もっと生きろよ
いらないものよ ありがとうの さようなら
前進中の 遠心分離
私の軸を中心に回るよ 踊るよ 飛び跳ねるよ
ポケットには何も入れず forget anymore 考えず
足で前が見えなくなるくらい 全力疾走かますよ
疲れたら 地面に倒れ込め
自分の重さを感じるだろう
目の前に広がるデッカい空
そしたら 不思議と起きあがりたくなるだろう
I know
YOU
よぉ 考えるな お前は0
満ちている pure 必要な cure
答えは瞬間 中心に届いてるから
忘れるな その風景
OKOKOKOKOK
OKOKOK
OK
0
安野谷昌穂|Masaho Anotani
1991年兵庫県生まれ。国内外での個展やグループ展に参加。日本を拠点に活動中。幼少期から現在に至るまで自然の中で多くの時間を過ごし、その中で得た観察や感覚に強く影響を受けながら、絵画、ドローイング、コラージュ、パフォーマンス、写真などを使った作品を発表する。
安野谷昌穂「Download 0」 開催概要
会期 | 2023年6月24日(土)から7月23日(日)まで |
時間 | 13:00 ~ 18:00 / 休廊:火・水・木曜 |
入場 | 無料 |