海洋プラスチックを使用したソフビ150体

天王洲と六本木に拠点を置くギャラリー「KOTARO NUKAGA」に所属する現代美術家・平子雄一とユナイテッドアローズが展開する「エイチ ビューティ & ユース」が初のコラボレーションをし、2022年12月3日(土)から12月25日(日)までポップアップ「NOT TOO BAD」を開催する。現代美術家・平子雄一は東京を拠点に、ロンドン、上海やソウルをはじめ国際的に活動し、植物や自然と人間の関係性の中に浮上する曖昧さや疑問をテーマに制作を行う。「H BEAUTY & YOUTH」は東京大人のクールな服をテーマに「City Man and Woman」のコンセプトのもと、ハイエンドなスポーツ・カジュアルを軸にアイテムを取り揃える人気ブランド。adf-web-magazine-not-too-bad-6

本ポップアップ「NOT TOO BAD」はホリデーシーズンに開催し、平子雄一の世界観で青山「H BEAUTY & YOUTH」の店内が装飾される。海洋プラスチックを使用したソフビ150体を店内に展示、数量限定で販売するほか今回のポップアップのための新作作品(ペインティング、ドローイング、立体など)を展示。また、リメイクアパレルアイテム(スウェット、デニム、ジャケット、クッションなど全6種)など世界に一つのアイテムや平子の絵画から飛び出したような椅子を販売し、期間内は平子雄一が書き下ろしたオリジナルステッカーを配布する。adf-web-magazine-not-too-bad-3

宝物のように輝く「海洋プラスチック」が詰められた150体のソフビ

「NOT TOO BAD」では半透明のソフビが150体店内に並び、ソフビの中にはキラキラと輝くゴールドの宝物のような粒が詰められている。その粒の正体は平子自身が神奈川の海で拾い集めた海洋プラスチック。廃棄物はなぜ発生するのか。人間はなぜ進化し発展することができたのか。これからどうするべきなのか。キラキラと輝く海洋プラスチック、やみくもにSDGsが推進される昨今改めて根本的な部分から疑問を提示し、鑑賞者一人一人が自分自身で今の状況を考える機会を与える。adf-web-magazine-not-too-bad-2

今回のイベントのメインピースである透明のソフビの内部にあるゴールドの粒は、廃棄物からできています。昨今、持続化可能社会やリサイクルの重要性を感じさせられる場面が増えてきていると思います。それは、社会生活の強制的な使命になっていると言っていかもしれません。もちろん資源は有限で、環境汚染は防ぐべきものではありますが、今の状況は少しネガティブすぎるのではないかと僕は感じます。なぜ廃棄物が発生するのか。それは僕たちがより便利で心地よい生活を求めたからだと思います。廃棄物は僕たちの営みの証。進化と発展の成果。今の状況は、そんなに悪いもんじゃない。これから始めれば良いと思います。

平子雄一

adf-web-magazine-not-too-bad-1平子雄一 | Yuichi Hirako

1982年岡山県生まれ、東京在住。2006年にイギリスの、Wimbledon college of Arts, Fine Art, Painting 学科を卒業。植物や自然と人間の共存について、また、その関係性の中に浮上する曖昧さや疑問をテーマに制作を行う。観葉植物や街路樹、公園に植えられた植物など、人によってコントロールされた植物を「自然」と定義することへの違和感をきっかけに、現代社会における自然と人間との境界線を、作品制作を通して探求している。ペインティングを中心に、ドローイングや彫刻、インスタレーション、サウンドパフォーマンスなど、表現手法は多岐にわたる。ロンドン、ロッテルダム、上海、ソウルなど、国外でも精力的に作品を発表している。

ユナイテッドアローズ

1989年創業。独自のセンスで国内外から調達したデザイナーズブランドとオリジナル企画の紳士服・婦人服および雑貨等の商品をミックスし販売するセレクトショップを運営しています。「ユナイテッドアローズ」「ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ」「ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング」等のブランドやレーベルを展開。

KOTARO NUKAGA

KOTARO NUKAGAは異文化が交差し多様な情報が発信される六本木と、新たな現代アートの中心地として注目される天王洲に拠点を置き、国内外の先鋭的なアーティストと共に独自性の高いギャラリープログラムを展開している。

「NOT TOO BAD」開催概要

店舗H BEAUTY&YOUTH(エイチ ビューティ&ユース)
住所東京都港区南青山 3-14-17
期間2022年12月3日(土)から12月25日(日)まで

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