マリメッコのプリントメイキングの技と創造の美学をひもとく

フィンランドを代表するデザインハウス、マリメッコのクリエイティビティを総覧する展覧会「マリメッコ展 模様のちから」が、東京都庭園美術館で2026年10月3日(土)から12月20日(日)まで開催される。本展は京都文化博物館において2026年9月6日(日)まで現在開催中で、のち東京都庭園美術館に巡回する。鮮やかな色彩と大胆な模様で知られるマリメッコは1951年の創業以来、ファッションからインテリア、テーブルウェア、日常の小物にいたるまで、私たちの暮らしを明るく彩るデザインを生み出してきた。これまでに世に送り出されたプリント・デザインは3,500種類以上にのぼり、世代や国境を超えて広く支持されている。

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《ウニッコ》マイヤ・イソラ 1964年 © Marimekko Oyj Suomi-Finland Maija Isola 1964

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《セイレーニ》マイヤ・イソラ1964年 © Marimekko Oyj Suomi-Finland Maija Isola 1964

本展では、様々な年代の貴重なドレスやファブリック、制作過程を伝える資料を通して、マリメッコの美学とその創造の背景に迫る。さらに、ものづくりの中核をなすプリント・ファクトリーの現場がアートユニット・plaplaxによる映像インスタレーションで紹介される。ゲストデザイナーとして皆川明による展示も併せて予定されている。

会場は1930年代フランスのアール・デコ装飾を基調とし、日本の意匠も随所に配された旧朝香宮邸。模様が建築の細部に息づく会場で、色とかたちがもたらす「模様のちから」に光をあてる。

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Fun in Finland 1964年 Photo: Tony Vaccaro / Tony Vaccaro Archives

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ヘルシンキにあるマリメッコのプリント工場、1965年 Photo: Tony Vaccaro / Tony Vaccaro Archives *ハンドスクリーンでファブリックをプリントする様子

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「マリメッコ社のファクトリーにて、ファブリックがプリントされる様子」 Photo: Yuki Ogawa

 

マリメッコ

フィンランドのデザインハウスで世界に先駆けて誕生したライフスタイルブランドのひとつ。1951年にアルミとヴィリヨ・ラティア夫妻によって設立され、喜びにあふれた人生とよりよく生きるための哲学を体現することをモットーとする。
高い美的感覚に基づくプリント作りの技で世界的に知られ、ヘルシンキにある自社のプリント・ファクトリーでは、デザイナーたちが熟練した職人たちと協力し、オリジナリティを追求している。すべての製品を—ドレスであれ、食器であれ、テキスタイルであれ—アートを生み出すキャンバスと捉えている。マリメッコの基盤となるデザイン哲学は、価値と質の両面において、永きにわたり色褪せることのないタイムレスなデザインを創造することである。

「マリメッコ展 模様のちから」開催概要

会期2026年10月3日(土)~12月20日(日)
時間10:00~18:00 ※11月6日(金)、13日(金)、20日(金)、21日(土)、27日(金)、28日(土)、12月4日(金)、5日(土)は夜間開館のため20:00まで開館
会場東京都庭園美術館 本館+新館
URLhttps://tinyurl.com/bdh9zfxk