エンターテインメントが交差し京都駅から街へ広がる
京都駅ビル開発が運営する京都駅ビルで「第2回 京都駅ビル芸術祭 ゲイジュツノエキ2026 / GNE」が2026年10月17日から11月3日まで開催される。会場は京都駅ビルの駅前広場、南北自由通路北側、室町小路広場、南広場、東広場に加え、総本山御室仁和寺、妙心寺塔頭桂春院、東本願寺など京都市内の寺社仏閣にも広がる。伝統文化、現代アート、エンターテインメントを組み合わせ、駅と街をつなぐ文化芸術のプラットフォームを目指す芸術祭となる。
Mash up KYOTO from the stationを掲げる芸術祭
本芸術祭は2025年に「Mash up KYOTO from the station.」をコンセプトにスタートし、初年度は32万人が来場した。第2回となる2026年は内容をさらに拡充し、異なる文化や表現、人と人、駅と街を結びつけながら、新しい価値を生み出すことを目指す。演出テーマには「& NOCTURNE KYOTO」を掲げる。昼間は多くの人で賑わう京都駅ビルが、夜には光とアートによる幻想的な空間へと変化し、昼夜で異なる表情を見せる。
若佐慎一が手がけるキービジュアル
2026年のキービジュアルは現代アーティスト若佐慎一が制作した。神社仏閣の狛犬に見られる「阿形・吽形」の思想を、一対の猫として表現している。対となる存在が呼応し合う構図によって、異なる要素が出会い新たな価値を生み出す「Mash up」のコンセプトを象徴した。若佐慎一は1982年広島県生まれ。広島市立大学大学院修士課程修了。日本の伝統画法を基盤に、漫画、ゲーム、アニメなどの要素を取り込み、日本の風土や宗教観をテーマとした作品を制作している。
京都駅に広がるステージとアート展示
駅前広場では、和太鼓エンターテインメント集団DRUM TAOによるステージや、書道家三重野文緒と三味線奏者匹田大智による書道パフォーマンスなど、伝統文化と現代的な表現が融合するプログラムを展開する。また、トレーラーを活用した小さなアートギャラリー「ART&CRAFT BOX」が駅前広場に登場。手塚治虫のキャラクターと京都の老舗扇子店・宮脇賣扇庵によるコラボレーション作品など、伝統工芸と現代アートが交差する展示を予定している。さらに企業との連携企画として、バンダイナムコエクスペリエンスによる「IP-Art × PAC-MAN」の展示や、手塚治虫作品『ユニコ』とのコラボレーションも展開される。
京都駅から寺社仏閣へ広がる特別ツアー
芸術祭の体験を京都駅ビルの外へ広げる取り組みとして、JR西日本グループの観光ナビサービス「tabiwa」を通じた特別ツアーも実施する。世界遺産・仁和寺と福王子神社では、文化財や歴史を学ぶツアーや非公開エリアの見学、「建築」「仏像」「日本画」の専門家によるガイドツアーを開催。妙心寺塔頭桂春院では、禅、日本庭園、京都独自の美意識に触れる体験型ツアーを予定している。京都駅という交通拠点から文化体験を街へと展開し、アートをきっかけに都市と歴史、伝統と現代を結び直す18日間となる。
「第2回京都駅ビル芸術祭ゲイジュツノエキ2026 / GNE」開催概要
| 会期 | 2026年10月17日から2026年11月3日まで |
| 時間 | 13:00〜20:00 |
| 会場 | 京都駅ビル各所 / 総本山御室仁和寺 / 妙心寺塔頭桂春院 / 東本願寺ほか |
| URL | https://kyotostation-gne.jp/ |

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