2000年代初頭のアメリカ西海岸で出会ったスクワッターたちを捉えたシリーズを20年越しに発表
飯田橋のRollでは写真家名越啓介による写真展「DEAR MY FRIENDS」を2026年7月3日(金)から7月21日(火)まで開催する。本展では2000年代初頭のアメリカ西海岸を舞台に制作された作品を中心に、スクワッターたちを捉えた未発表作品を展示・販売する。10代後半でスクワッターと呼ばれる不法占拠者たちの存在を知った名越は、メルローズで出会ったTrollとSuzyという恋人と寝食を共にしながら写真を撮影し、さまざまな人々と出会った。この旅の経験はすぐさま自身の血肉となり、その後、世界中の至るところに存在する路上の友人たちを撮り続ける現在の制作へとつながっている。
20年を経て発表される原点のシリーズ
本展「DEAR MY FRIENDS」では、名越の原点といっても過言ではない20年越しの発表となる本シリーズを中心に、スクワッターたちを捉えた未発表作品を紹介する。誰にも支配されたくない、またいつ会えるかも分からない。それでも固い絆で結ばれている人々の姿を通して、今日を生きる私たちにもそのような生き方を選択できる自由があり、それはこれからも決して変わらないことを静かに示している。
ステイトメント
「DEAR MY FRIENDS ─ 今はどこで何をしているのか?あの時の出来事は新しい過去として写真の中でずっと輝き続けている」
── 名越啓介(ステイトメントより一部抜粋)
名越啓介 プロフィール
名越啓介は1977年奈良県生まれ。大阪芸術大学卒業。19歳で単身渡米し、スクワッターと共同生活を送りながら撮影を行う。その後アジア各国を巡り、2006年に写真集『EXCUSE ME』を発表。世界の辺境地域やマイノリティーコミュニティーに入り込み、人々と寝食を共にしながら撮影を続けている。主な写真集に『SMOKEY MOUNTAIN』『CHICANO』『BLUE FIRE』がある。国内を題材にした『Familia 保見団地』では「写真の会」賞を受賞し、2023年公開の映画『ファミリア』(成島出監督、主演・役所広司)の原作の一部となった。2019年には『バガボンド インド・クンブメーラ聖者の疾走』、2023年には自身の祖先の土地を撮影した『よあけ』、2025年にはサハラ砂漠のトゥアレグ族との旅を収めた『DUNE』を刊行した。
「DEAR MY FRIENDS」開催概要
| 会期 | 2026年7月3日(金)から7月21日(火)まで |
| 時間 | 13:00〜20:00 |
| 会場 | Roll |
| URL | https://tinyurl.com/4h94vdd2 |

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