YOSHIROTTENの解釈でJINSのルーツや文化を表現
アーティスト・YOSHIROTTENによる個展「光景 JINS LIGHTSCAPE」が、JINS東京本社のギャラリースペースで2026年6月19日(金)より開始された。キュレーションは前・金沢21世紀美術館館長の長谷川祐子が手がけた。JINSは多彩なアートを取り入れることで従業員のクリエイティビティを刺激する、新しい価値創造に挑戦するとして地上9階建てのビルを建築家・髙濱史子のもとフルリノベーション。3階にギャラリースペースを設け、社内外に向けて感性に働きかける「美術館xオフィス」を体現する空間としてこれまでに数々の作品展を開催している。
本展で展示されるのは自然界の要素とデジタルな質感を融合させた《FUTURE NATURE》シリーズの技法を用いたオリジナル作品で、YOSHIROTTENはJINS創業の地・群馬県前橋市でのフィールドリサーチやJINS東京本社のオフィス環境をもとに作品を制作、三つの作品群で構成した。本社空間に設置された採光センサーを利用したものや、JINS前橋本社などJINS関連施設で撮影したものをコラージュした作品などで、アーティスト独自の解釈でJINSのルーツや文化という見えないものを表現した。

「JINS景」は、JINS前橋本社、JINS PARK、JINS東京本社、白井屋ホテルで撮影した写真をもとに、建築や砂、花、光の干渉が生む虹色の模様などをコラージュした映像作品。©KEIZO KIOKU
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YOSHIROTTEN
1983年生まれ、アーティスト・アートディレクター。YOSHIROTTENの創作の根底には、「未知なるもの」への尽きせぬ関心が横たわっている。自然とテクノロジーの双方に対する直感的な感受性を背景に、光と物質、霊性と実証、古代と未来といった概念が溶け合い、共存する世界観を描いている。近年は、色彩や地球、太陽など根源的な存在のリサーチや仮説を元に、S.F.的な視覚言語を探究するシリーズを発表している。
代表を務めるデザイン・スタジオ「YAR」では、広告・イベント・ロゴタイプ・内装/外装デザイン、ウェブ、映像など、商業に於いて、視覚芸術が関わるほぼ全ての範囲で、膨大な量の仕事を手がける一方、アーティストとしても精力的に活動を続けている。主な個展に〈FUTURE NATURE〉(2018年、TOLOT heuristic SHINONOME)、〈SUN〉(2023年、国立競技場・大型車駐車場)、〈Radial Graphics Bio / 拡張するグラフィック〉(2024年、ギンザ・グラフィック・ギャラリー)、〈FUTURE NATURE II In Kagoshima〉(2024年、鹿児島県霧島アートの森)など。

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