東京フォト委員会は、写真と現代アート専門のNFTアートプラットフォーム「HYPER EDITION」を設立。The First 1000 Photos ]を開催し100名のNFTアートを販売予定

世界初となる写真と現代アートに特化した本格的なNFTアートのプラットフォーム「HYPER EDITION」がローンチする。本格的な始動に先立ち、2021年5月1日より国内外から世界的に著名なフォトグラファーやアーティスト約30名が参加するプレビューとプレセールを開始する。運営は国際的なフォトフェアとして国内外で評価を得た「TOKYO PHOTO」の運営会社の東京フォト委員会が行う。HYPER EDITIONの設立にあたり特別企画 「The First 1000 Photos」を開催し、5月1日より日替わりでラインナップされた作家陣を紹介し5月に60名、6月中に総勢100名のNFTアートをプラットフォーム上で販売する予定。

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HYPER EDITIONの設立にあたり、英国国立テート美術館での個展実績のあるフォトグラファーのChris Shawや、Louis Vuitton X Jeff Koonz]の映像イメージやマイケルジャクソン、Basement Jaxxなどのアルバムカバーを手がけた英国のアートディレクターのMat Maitlandらの参加が決定。またローンチに合わせて、スウェーデンの一流アートギャラリーにて現在開催されているFredrik Brodenの写真展を、オンライン上でNFTフォトグラフィー販売にシンクロさせた世界初の試みとなるデュアル・エキシビションとして実施する。

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NFTアートの市場

現在のデジタルアート市場は投機目的で市場が過熱し、連日のように高値での取引がニュースになるなど注目が集まり活気づいている。取引の中心となる海外のNFTアート市場のプラットフォームには、約75億円でNFTアートを売却し話題となった米国人アーティストBeepleが参加するNifty Gatewayや、比較的質の高いデジタルコンテンツが取引されるSuperRare、Makersplace、Foundation、Opensea、Raribleなどが存在する。これらブロックチェーン技術を基調としたNFTのプラットフォームは、当初はゲームアイテムやベースボールカードの取引を想定して開発されましたが、昨2020年7月頃から、NFTアートの取引も行われるようになった。

作品を鑑賞する環境整備や、各プラットフォームに質の高い作品を選定する基準や仕組みが整備されているとは言い難く、アート作品のクオリティは玉石混交の状態となっている。出品に対する審査やスクリーニングは手薄で、作家以外による作品のNFT化や、プラットフォームへの出品も可能な状態となっており、質の高い写真や現代アート作品の取引や鑑賞に適したNFTアートのためのプラットフォームが未だ存在しない。こうした状況を受けてか、既存のアート界で評価されている現代アーティストやフォトグラファーによるNFTアート市場への参加はまだ少ない。

HYPER EDITIONは、写真はデジタルとの親和性が高く、NFTによる作品のエディション管理は信頼性も高いと考え、国内外の写真家やアーティストにヒアリングを重ねてプラットフォームのありかたを協議してきた。作家やコレクターの要望を取込み、優れたアート作品のNFT化を推奨し、長期にコレクションを楽しめるプラットフォームを開発している。例えば、出品者のスクリーニングやアートギャラリーとの協業を基調とするクオリティの担保、アート作品のデータ保全や、デジタル作品の複製・違法利用を防止するための最新テクノロジーを導入し、高騰し非効率化するイーサリアムを使用する管理システムを見直し、エコロジーに配慮した新しいチェーンを採用する等、様々な取組みを実施している。


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