西麻布・神宮前を中心とした外苑西通り沿いのアートスペースをつなぐ
16のアートスペースが連携する回遊イベント「GAIEN-NISHI ART WEEKEND」が2024年4月5日(金)から4月6日(土)の二日間に初開催される。外苑西通り沿い(西麻布・神宮前)には多くのアートスペースが存在し、数も増えていることを背景に、それらのアートスペースが連携して新展示のオープニングレセプションを同日に揃え営業時間を延長。来場者が特定の1箇所だけではなく複数のアートスペースを回遊することができ、回遊を通して新しいアートスペースやアーティストの発見に繋がることや、地域やアートスペースが横連携して東京のアートシーンをさらに盛り上げていくことを目指している。
初日の4月5日(金)には10以上のスペースが営業時間を20:00までとし、新展示のオープニングレセプションを同日開催するほか、西麻布のWALL_alternativeでは「BRDG × Radical Hardcore Clique × YAMACHANG」によるアートパフォーマンスを含めたオープニングパーティー(20:00-24:00)が開催される。翌日の4月6日(土)は対象全施設の展示やGAIEN-NISHI ART WEEKEND期間中のみ行われるワークショップ・特別企画が一挙に観覧可能となる。
概要
4月5日(金)
- 各アートスペースの新作展示オープニングレセプションが一斉開催
各アートスペースの新作展示のオープニングレセプションを4/5(金)に揃え、10施設以上のレセプションが回遊可能。東京を代表するアートスペースの新作展示を一挙に楽しめる。 - 各アートスペースの営業時間を20:00まで延長
仕事終わりの時間でも複数の展示を回遊できる。 - WALL_alternativeにてオープニングパーティー(20:00-24:00)を開催
20:00以降は夜のみ営業するオルタナティヴスペース「WALL_alternative(西麻布)」にてオープニングパーティーを開催。 開催中の展示の観覧はもちろん、ウェルカムドリンクや特別なフードメニュー、一夜限りのアートパフォーマンスなどを楽しめる(専用フォームにて事前申込制)。
4月6日(土)
- 対象全施設の展示が観覧可能、トークセッションなどの企画も実施
Spiral Gardenで開催される「OKETA COLLECTION: Golden Memories」の一般公開開始、多摩美術大学が運営するオルタナティヴスペース「Up & Coming」がオープンするなど、GAIEN-NISHI ART WEEKEND対象全施設の展示が全て一般公開される。
「GAIEN-NISHI ART WEEKEND」一部展示例
HIRO OKAMOTO(外苑前)/ 所属作家による公開制作、ワークショップを二日間限定で開催
出展作家:cocoro nakaura、梅本匡志
HIRO OKAMOTOがマネジメントをする作家の公開制作とワークショップを開催。 普段の「展覧会」とは違った形でアートとつながる場を提案する。
Gallery ETHER(西麻布)/ Gallery ETHERが主宰するスタジオスペース「STUDIO ETHER」が4月5日にオープン
出展作家:Yuki Takeshima、Sante Visioni、Jeremy Strength
4月5日にオープンする「STUDIO ETHER」を記念したイベントを開催。「Gallery ETHER」では3月に開催されたYuki Takeshimaの個展「Invade」を、4月5日と6日の二日間限定で特別公開。4月5日にはクロージングレセプションを開催し、STUDIO ETHER、Gallery ETHERと2つのスペースにて同時開催イベントを行う。
TAV GALLERY(西麻布)/ 「Private Viewing #2」を開催、GAIEN-NISHI ART WEEKENDの会期中のみ一般公開
出展作家:遠藤麻衣、オートモアイ、田中かえ、トモトシ、中島晴矢
Private Viewing #2を開催、GAIEN-NISHI ART WEEKENDの会期中のみ一般公開する。時代の潮流に携わるTAVで取扱歴のある重要なアーティスト5名の新作、過去作を一同に紹介する。
WALL_alternative(西麻布)/ 「NEU TRIBALISM」を開催、4月5日にはオープニングパーティー・4月6日にはトークセッションも開催
出展作家:∈Y∋、伊藤桂司、KINJO、DIEGO、BABU、BIKO&KENNY、日比野克彦
1980年代からストリートシーンを牽引し国内外で活躍したアーティストをはじめ、現代のシーンを躍進させる80年代以降生まれのアーティストまで7組がクロスオーバーする「NEU TRIBALISM」展を開催。1990年代のアートや音楽シーンの発信地として名を馳せた「WALL_alternative」のスペースの歴史を基軸に、ストリートからハイカルチャーの軌跡を総覧する。
TAKU SOMETANI GALLERY(外苑前)/ 柿坪満実子個展「それは、あなただった。」
国立競技場目の前に位置するTAKU SOMETANIでは4月5日(金)より柿坪満実子個展「それは、あなただった。」を開催。「見えることと、見えなくなること」「在ることと、無いこと」について考察し、記憶や面影をテーマにテラコッタと釉薬を使った彫刻、忘却のプロセスとして氷を使った映像を制作する柿坪満実子の立体作品と映像作品にて展示を構成する。
KANA KAWANISHI PHOTOGRAPHY(西麻布)/ 横山隆平個展「 THE WALL SONG / Rebellion and Freedom」
「都市とは何か」を探求しつづける写真家の横山隆平は、様々な支持体にあらゆる技法でプリントするだけでなく、変容し続ける複雑な都市の様相を体現すべく、印刷したプリントを時には自ら洗ったり傷つけたりしながら、新たなシリーズを発表し続けている。今回は、都市を形づくる「壁」にフォーカスしたWALLシリーズを軸に、GAIEN-NISHI ART WEEKENDのために4月5日(金)と6日(土)二日間だけのショーケースを発表する。
SNOW Contemporary(西麻布)/ 日野之彦「人と人影」
西麻布交差点すぐにあるSNOW Contemporaryでは日野之彦個展「人と人影」を4月5日(金)より開催。インパクトの強い人物像を描く独特の画風が一躍注目され、国内外に多くのファンを持つ日野の新作油彩作品を約10点展示予定。
EUKARYOTE(神宮前)/ 品川はるな/山口聡一「two sides of the same coin」
4月5日(金)から品川はるなと山口聡一による二人展「two sides of the same coin」を開催。本展に向けた制作は、画家二人の対話の中で互いの視点を新たに取り込み、潜在しながらもこれまで実験途上であった展開を引き出す契機に。二人の対話による結実を鑑賞できる機会となる。
「GAIEN-NISHI ART WEEKEND」開催概要
会期 | 2024年4月5日(金)~4月6日(土) |
会場 | 外苑西通り(西麻布・神宮前)エリア |
参加アートスペース | ・西麻布エリア CALM & PUNK GALLERY*/Gallery ETHER*/KANA KAWANISHI PHOTOGRAPHY*/SNOW Contemporary*/TAV GALLERY*/WALL_alternative* ・青山/神宮前エリア AFRODE CLINIC*/Annex Aoyama*/EUKARYOTE*/HIRO OKAMOTO*/MAHO KUBOTA GALLERY/NANZUKA UNDERGROUND/ON SUNDAYS &LightSeed Gallery/Spiral Garden/TAKU SOMETANI GALLERY*/Up & Coming ※*のついている会場は4/5にオープニングレセプションを開催 |
企画・主催 | エイベックス・クリエイター・エージェンシー / WALL_alternative |
URL | https://tinyurl.com/mr2d42yb |