日本と海外をつなぎデザインの多様な可能性を探求する

フライング・ペンギンズは、デザインの多様性をテーマにしたウェブメディア「Spectrum Tokyo(スペクトラムトーキョー)」を公開した。「Spectrum Tokyo」はデザインの多様な可能性をテーマにしたウェブメディアで、主にデジタル領域のデザイン実践者を対象とし、特定の手法・思想に縛られることなく幅広いトピックに触れていくことで、柔軟かつ本質的な気づきを提供する。adf-web-magazine-spectrum-tokyo

デザインはこれからどう変わっていくのか、あるいは変わっていかないのか。職種、業界、国籍を超えて自由にデザインについて対話できるプラットフォームを目指す。Spectrumのミッションはデザインというものの捉え方を拡張することで、複雑化する世の中の課題をクリエイティブに解決する人を増やすこと。ウェブメディアを起点にイベントやカンファレンスなども開催し、関心を共にする仲間との出会いの場も作っていく。

広義の「デザイン」を楽しむ

デザインという言葉はビジュアルのつくりだけではなく、設計や仕組みづくりも意味している。現代のプロダクトづくりにおいては自分の専門領域を持ちつつ、幅広い視野と他領域との掛け算が必要。Spectrum Tokyoでは特定のテーマや領域に絞らず、ときには敢えて無作為にさまざまな気づきを提供していく。「デザイン」がテーマではあるが、その対象は「デザイナー」に限定したくないという考えが込められている。

日本と海外をデザインでつなぐ

Spectrum Tokyoでは日本語英語の2言語で配信することで、国内に留まらず海外との接点も積極的に作っていく。グローバルでは比較的語られる機会の少ない日本国内のデザイン事例などを英語で発信し、逆に海外で活躍するアーティストの話や事例なども取り上げていくことで日本と海外の壁をなくしていく。また、海外のデザイントレンドを知る手段としてデンマークのデザインカンファレンス「Design Matters」ともパートナーシップを結んでおり、同社が運営しているメディア「DeMagSign」の和訳記事も配信していく。

編集長:三瓶 亮

フライング・ペンギンズにて新規事業開発とブランド / コンテンツ戦略を担当。また、北欧と日本をつなぐデザインカンファレンス「Design Matters Tokyo」も主宰。前職のメンバーズでは「UX MILK」を立ち上げ、国内最大のUXデザインコミュニティへと育てる。

フライング・ペンギンズついて

フライング・ペンギンズはデザイン型イノベーションファーム。ビジネスやプロダクトの創出にチャレンジする企業にUXデザインをコアとした独自のフレームワークと柔軟な支援体制を提供する。プロダクトの実現からビジネスモデリング、必要に応じて組織開発まで一貫してサポートできるのが強み。