前橋のアートデスティネーション「白井屋ホテル」の初書籍『Shiroiya Hotel Giving Anew』が発売
前橋のアートデスティネーション「白井屋ホテル」の初の書籍となる『Shiroiya Hotel Giving Anew』が、デザイン、アート、建築の専門出版社 ADPより2023年3月8日(水)に発売される。発売に先駆け、現在予約を受付中だ。また、出版記念関連イベントとして、2023年4月4日(火)に代官山蔦屋書店にて「白井屋ホテル」の建築設計を手掛けた藤本壮介と、前橋市出身の実業家で「白井屋ホテル」再生プロジェクトを立ち上げたオーナーの田中仁が登壇するトークショーが開催される。
2020年12月に前橋のまちなかに開業し、藤本壮介が建築設計を担い、緑あふれる美術館のような空間に国内外のアーティストの作品が設置されていることで話題となった「白井屋ホテル」は、前橋の街づくりに寄与することを目指し、建築、現代アート、デザイン、食、そして歴史などのさまざまな魅力にあふれている。それらの魅力が、美しいグラフィックと写真、藤本壮介へのインタビューをはじめ、アートやデザイン、食の分野で活躍する方々が寄せた言葉とともに一冊の本におさめられた。アートディレクションとイラストは、デンマーク、コペンハーゲンを拠点に世界的に活動するデザイン会社「All the Way to Paris」が担っている。本書は英語版(264頁)+日本語小冊子(48頁)の2冊組で販売される。
『Shiroiay Hotel Giving Anew』 目次
- Foreword はじめに(田中仁財団代表理事:田中仁 )
- 1章:Atmosphere なぜ<白井屋ホテル>は再生したのか?
- 2章:Genius Loci 前橋の地霊(ゲニウス・ロキ)/この土地の歴史を読み解く。
- 3章:Architecture 前橋に誕生した、前例のない「ホテル建築」。
- 4章:Four Rooms by Fore Artist ここにしかない4つの特別な部屋。
- 5章:Art 現代アートに満たされた唯一無二の空間へ。
- 6章:Gastronomy <白井屋ホテル>が変えた、前橋の「食」。
- 7章:A City of Mebuku 未来へと歩む、“めぶく”街、前橋。
出版記念関連イベント
- 日時:2023年4月4日(火)19:30
- 場所:東京代官山蔦屋書店
- 登壇者:藤本壮介、田中仁
- モデレーター:白井良邦
- チケット:Peatix特設サイトより申込み
白井屋ホテルについて
アートデスティネーション「白井屋ホテル」は、群⾺県前橋市の活性化に貢献することを⽬的に2020年12⽉に開業。300年以上の歴史を誇った「⽩井屋旅館」廃業後、70 年代の既存建物を建築家の藤本壮介が改装、新築をてがけ、国内外のアーティストやデザイナーが協演したことで話題となり、ナショナルジオグラフィックトラベラーの「2021年世界のベストホテル 39」にも選出。アート、建築、デザイン、ウエルビーイング、⾳楽、そして⾷において本物を意識し、暮らす⼈と訪れる⼈が出会い、五感に刺激を受ける、あらたな⽂化がめぶく場を提供している。
『Shiroiya Hotel Giving Anew』書籍情報
著者 | 藤本壮介、橋本麻里、犬養裕美子、長谷川香苗、白井良邦 |
編集 | 白井良邦 |
クリエイティブディレクション&デザイン&イラスト | All the Way to Paris |
写真 | 伊藤徹也 ほか |
造本 | 大型本 217㎜×275㎜×38㎜ 英語版264頁+日本語冊子48頁 |
定価 | 10,000円(税別)11,000円(税込) |
発売日 | 2023年3月8日 (水) |
ISBN | 978-4-903348-57-5 |