公募から選ばれた11の未来型アートが渋谷の街に出現
渋谷区はSHIBUYA CREATIVE TECH実行委員会と共催で第2回開催となる2026年は、渋谷公園通り周辺を中心に2月13日(金)から2月15日(日)まで実施予定となっている。テクノロジーとアートを掛け合わせたカルチャーイベント「DIG SHIBUYA 2026(ディグシブヤ)」を2026年2月に開催する。
「Co-Creation Project」に採択された11団体が発表
「DIG SHIBUYA」は渋谷の街全体を舞台にした回遊型のアート&テクノロジーイベントで、web3・AI・XRといった最先端技術を積極的に活用しながら、アートやカルチャーの新たなあり方を探るプロジェクト。連携企画「Co-Creation Project」は、約60件の公募の中から、渋谷らしさや革新性、参加型の魅力などを基準に11団体が選出された。展示やインスタレーションは渋谷の街中で同時多発的に展開される予定で、観客は街を巡りながら最新カルチャーと出会う体験を楽しむことができる。AI映画と人間の創造性を融合させた上映とワークショップ、浮世絵 × ドット絵による位置連動型アート、振動する畳を用いた“現代の茶室”、音で戦う音楽バトル、DNAからつくられたフィギュア、都市を舞台にした演劇、未来の観光地図など、ジャンルを横断する11企画が出揃った。
審査
- アーティストや建築家、文化起業家ら5名が参加。
- 久納鏡子(アルスエレクトロニカ・アンバサダ)
- 施井泰平(スタートバーン CEO)
- 鈴木貴歩(ParadeAll CEO)
- 豊田啓介(建築家/東京大学特任教授)
- 林・小野有理(渋谷国際都市共創機構理事/有理舎 主宰)
採択された主なプロジェクト(一部抜粋)
AIMovie.Studio「渋谷AIフィルムギャラリー」
AIと人間の協創で生まれたショートフィルムを上映。渋谷をテーマにした作品や、制作体験ワークショップも実施。
EXCALIBUR「浮世ドット絵・渋谷八景」
ドット絵で描かれた“現代の名所絵”をスマホで探索する、位置情報連動型のアート体験。
GLITCHRAVE「PULCQ - Shibuya Sound Raid Battle -」
音楽の力で“悪魔”を浄化する共闘型サウンドバトル。リアルとデジタルが交差する体験型インスタレーション。
遊都研「ハチ公よ、タスキを繋げ」
参加者が“動くハチ公”となり、街を歩く都市型演劇。待つ/探すという関係性を可視化。
Water City Project「2226年渋谷観光マップ」
未来の渋谷を仮想地図で描くメディアインスタレーション。温暖化後の都市を想像力で再構築。
この他にも、音響生態学に基づくインスタレーション、無人オーケストラ、XRによる音楽の可視化など、多様なプロジェクトが展開予定となっている。
「DIG SHIBUYA」
都市で暮らす人々が気軽にアートやテクノロジーに触れられる場づくりを目指し、アーティスト・スタートアップ・研究者・一般市民が交わる“創造のエコシステム”として機能することを目的としている。
「DIG SHIBUYA 2026 」開催概要
| 期間 | 2026年2月13日(金)から2月15日(日)まで予定 |
| 会場 | 渋谷公園通りエリア 他 |
| URL | https://digshibuya.com |

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