べルリン在住の写真家・四方花林の個展がコマーシャルギャラリーGALLERY ROOM・Aにて開催
キュレーターの青木彬とアートプラットフォームArtStickerが共同運営するコマーシャルギャラリー GALLERY ROOM・Aにて、ベルリン在住の写真家 四方花林による2年ぶりの個展「水の反映」が開催される。ドビュッシーの映像 第1集の第1曲 「水の反映」よりインスピレーションを得た写真作品が、掛軸アーティスト上野亮と制作した掛軸の展示をメインに披露される。開催期間は、2022年1月8日(土)から2月6日(日)までとなっている。
四方はドイツ、ベルリンに住んで6年。海は無くても、美しい湖がある街。森の近くに住み、自然がすぐそこにある環境は、彼女の写真を大きく変えた。光を纏い音の様に広がる波紋、揺れる木漏れ日...自然が作り出す揺らめきを撮り続ける日々の中で、 "目を退化させて見る世界" の美しさを知った四方。色々見え過ぎているこの世界で、ぼやけたり、ぶれたり、ぼけたりしているからこそ、想像出来ることもあるのかもしれない。
展示タイトルは、作品のインスピレーションとなった曲、ドビュッシーの映像第1集の第1曲 「水の反映」より。絵画的で美しい情景を思い浮かべることが出来るドビュッシーの音楽は、作家が音楽を写真で奏でてみたいと思うきっかけとなった。
四方花林 / SHIKATA KARIN プロフィール
四方花林は、ベルリン在住の写真家。湖や森で自然が作り出す動きや光、その残像を捉えた作品を撮り続けている。 ベルリンで出会った音楽家やダンサーからも、作品のインスピレーションを得て、他ジャンルのアーティストとのコラボレーションなども多く行う。ベルリン、パリ、ロンドン、アムステルダム、東京などで展示を開催。アムステルダムにあるギャラリー“THE ART OF SEPTEMBER” のディレクター兼キュレーターとしても活動している。
四方花林 写真展「水の反映」開催概要
会期 | 2022年1月8日(土)〜2月6日(日) |
会場 | GALLERY ROOM・A(KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS内) |
営業時間 | 8:00〜23:00 |
観覧料 | 無料 |
休館日 | 会期中無休 |
URL | https://artsticker.app/share/events/915 |