新感覚の美術館「アートアクアリウム美術館」がオープン
アートアクアリウム製作委員会は、2020年8月28日(金)に「アートアクアリウム美術館」をオープン。作家・総合プロデューサーの木村英智が手掛ける、アート・デザイン・エンターテインメントとアクアリウムを融合させた新感覚の美術館となっている。
今年で14年目を迎え1000万人の累計来場者数を誇り、夏の風物詩として愛されてきたアートアクアリウムがこの夏、専用施設にて初の常設展を開業。年間を通して四季折々の空間を演出する。過去最大級の大型展示となる本館は、新しい音響・照明システムを取り入れた映像演出、初披露となる新作の数々、体験エリアの追加と、全てがグレードアップし大きく進化した。
エリアごとにテーマを設け、それぞれの世界観を楽しめる造りになっている。新エリアは、豪華絢爛な舞台やインテリアの中アルコールの楽しめる老松エリア「水戯庵ラウンジ」、和洋折衷をテーマに金魚スイーツ等が楽しめる愉悦エリア「華魚繚乱」、コラボスイーツほか商品多数の「土産」エリア。
老松エリア ~水戯庵ラウンジ~
ここでは江戸時代に狩野派が描いたと言われる文化財である老松を眺めながらゆっくりと日本の美学を感じられる空間。また舞台にて伝統芸能のパフォーミングアーツも度々上演される。(軽飲食有)
愉悦エリア ~華魚繚乱~
人間の五感の中で一番身近な存在である味覚。アートアクアリウムの余韻の中で、どこか懐かしい日本を感じるひとときを、オリジナルのカフェラウンジメニューと共に楽しめる。
土産エリア
訪れた記念となる、ここでしか手に入らないオリジナルグッズが揃う。
他一部エリア・作品の紹介
【浮世】代表作“花魁”が作り上げる浮世の“花魁道中”
アートアクアリウムの基本コンセプトである、現代における江戸の花街を象徴するエリア。豪華絢爛な煌びやかな世界と表裏一体にある美しくも儚い物語を、花魁達の生き様を通して感じることができる。
【神秘】神秘の世界に迷い込む“金魚の杜”
金魚の杜は、会場1階と2階の両方から見ることが可能。見る場所によって違った見え方になる演出で、1つの作品を多面的に鑑賞する楽しさと異世界の境界が曖昧な不思議な感覚を体験できる。映像は季節によって変更有。
【新作】丸窓リウム
茶室など古来より日本建築で用いられる円窓。それを覗いた先には、美しい光景が広がる。障子を開けると金魚が泳ぐ不思議な窓からは、非日常の世界が広がる。
【新作】セキテイリウム
「枯山水」から更に庭木などを限りなく無くしたのが「石庭」。「セキテイリウム」は、究極のシンプルで表現された「石庭」において、一番最初に排した"水"を、最後まで残された"石"として表現し、その中に金魚を泳がせた、今までの庭造りの概念を覆す作品。
【新作】金魚大提灯
大きな提灯型の水槽に金魚達がユラユラと泳ぐ。その様はまるで揺らぐ炎のよう。夜の花街を幻想的に照らす作品。
施設概要
施設名称 | アートアクアリウム美術館(英語表記: ART AQUARIUM MUSEUM) |
開館日 | 2020年8月28日 |
所在地 | 東京都中央区日本橋本町1丁目3番9号 |
営業時間 | 10:00~22:00 |
休館日 | 年中無休(不定期の休館もあり) |
公式サイト | http://artaquarium.jp |
SNS | |
チケット窓口 | ttps://ticket.artaquarium.jp/contact/ |