それぞれに異なる表現方法から光がもたらす知覚と認識の変化を問う
今西真也、志村諭佳、金氏徹平によるグループ展「After Light」が、BONDED GALLERYで2026年10月2日(金)から10月24日(土)まで開催される。本展は3名の現代アーティストによる作品をとおし、光がもたらす知覚と、その先に生じる認識の変化を見つめる企画展。今西は厚く重ねた油彩を削り出すことで生まれる陰影豊かなマチエールを通して、光と物質の関係を描き出す。志村は光学的原理を応用したレリーフ作品を通して、透過する光や色彩が空間を変容させる知覚体験を提示。金氏は、既製のイメージやオブジェクトをコラージュ的に接続し、対象の意味や関係性を揺さぶる。3名の異なる表現によって、光の「あと」に立ち現れる知覚や認識の変化を体感できる展示となる。
出展アーティストと参考作品
今西真也
素材とイメージ、行為によって生まれる痕跡を通して、私たちが世界をどのように認識しているのかを探求している。東洋哲学における「縁起」や「因果」の思想を背景に、油絵具を塗り重ね、削る、引き剥がす、あるいは紐を結ぶ、絡ませるなど、素材に働きかける行為を繰り返す。そこに生じる偶然や変化を受け入れながら、見えるものと見えないもの、その間に存在する関係性や、揺れ動く世界のあり方を可視化しようと試みている。1990年奈良県生まれ。奈良県在住。
志村諭佳
白と黒はゆるやかに反転し、そのあいだから新たな色彩が立ち現れ続ける。光学素材を用い、さまざまなものの「あいだ」に生まれる知覚の変容を探る。1976年横浜市生まれ。

志村諭佳「の あいだ - ミル (Magenta - White)」©Courtesy of the artist and Tokyo Gallery+BTAP(Photo : Kei Okano)

志村諭佳「の あいだ - ミル (Magenta - White)」©Courtesy of the artist and Tokyo Gallery+BTAP(Photo : Kei Okano)
金氏徹平
1978年京都府生まれ、京都市在住。2001年京都市立芸術大学在籍中、ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(ロンドン)に交換留学。2003年京都市立芸術大学大学院彫刻専攻修了。現在、同大学彫刻専攻准教授。
日常の事物を収集し、コラージュ的手法を用いて作品を制作。彫刻、絵画、映像、写真など表現形態は多岐にわたり、一貫して物質とイメージの関係を顕在化する造形システムの考案を探求。
「After Light」開催概要
| 会期 | 2026年10月2日(金)~10月24日(土) |
| 時間 | 12:00~18:00 ※10月9日(金)は21:00まで、最終日は17:00まで |
| 会場 | BONDED GALLERY |
| 休廊 | 10月4日(日)、5日(月)、6日(火)、13日(火)、18日(日)、19日(月) |
| URL | https://terrada-art-complex.com/ |

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