小説世界に迷い込んだような心理サスペンス
ジョセフィン・デッカー監督作品『Shirley シャーリイ』が2024年7月5日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー公開される。デッカーは世界各国の映画祭で高く評価された『Madeline’s Madeline(原題)』(2018)やA24とApple TV+が共同制作した『空はどこにでも』(2022)などで知られ、いま最も注目を集めている奇才。そのデッカーの初長編『Butter on the Latch』(2013)に惚れ込んだという巨匠マーティン・スコセッシが製作総指揮を務めている。本作品は、2020年のサンダンス映画祭でUSドラマ部門審査員特別賞を受賞した。
デッカーの長編4作目となる本作品は、巨匠スティーヴン・キングにも影響を与えたアメリカン・ゴシック作家シャーリイ・ジャクスンの伝記小説に、現代的で斬新な解釈を加えた想像力とダイナミズムに満ちた心理サスペンス。作家自身のキャラクターと執筆過程を描きながら、まるでその小説世界に迷い込んだような幻惑的な映像を作り上げた。
『Shirley シャーリイ』概要
監督 | ジョセフィン・デッカー |
脚本 | サラ・ガビンズ |
原作 | スーザン・スカーフ・メレル(『Shirley』未邦訳) |
キャスト | エリザベス・モス、マイケル・スタールバーグ、ローガン・ラーマン、オデッサ・ヤング |
クレジット | 2019年|アメリカ|英語|107分|アメリカン・ビスタ|原題:Shirley|字幕翻訳:橋本裕充 |
URL | https://senlisfilms.jp/shirley/ |