世界中から刺激的なプロジェクトが集まる

2023年11月29日から12月1日までシンガポールのマリーナ・ベイ・サンズで開催されるライブイベントを前に、「ワールド・アーキテクチャー・フェスティバル2023」のショートリストが発表された。WAFは世界最大のライブ審査による建築賞プログラムであり、ファイナリスト全員が国際フェスティバルで審査員団にプロジェクトをプレゼンテーションする。

Bamboo Dome for G20 Bali Summit by Biroe Architecture
Bali, Indonesia
Image Credit: Biroe Architecture

発表された最終候補は、住宅から文化、創造的な再利用まで、33の部門にわたって、完成した最高の建築物や景観、そして最も刺激的な未来の建築コンセプトを讃えている。また、2023年7月13日にはインサイド・ワールド・フェスティバル・オブ・インテリアのショートリストが発表され、11のカテゴリーで世界のインテリアデザインの最良の事例を称えるアワードとなる。WAFの姉妹プログラムであるこのアワードは、11のカテゴリーにおいて世界のインテリア・デザインの優れた事例を表彰するものである。今年の完成建造物、未来、ランドスケープ・プロジェクト賞の全候補リストはこちらから確認できる。

Oman Across Ages Museum by COX Architecture
Nizwa, Oman
Image Credit: Sami Khamis Sanjor Al Qawal, Senior Photographer

Santa Maria Goretti Church by Mario Cucinella Architects
Mormanno (Cosenza), Italy
Image Credit: Duccio Malagamba

Casa Ward by Carl Fredrik Svenstedt Architect
Sarnano, Italy
Image Credit: Dan Glasser

Toagosei Hydrogen station Tokushima by Osamu Morishita Architect and Associates
Nakajima, Kawauchi-cho, Tokushima-shi, Japan
Image Credit: Katsumasa Tanaka

フェスティバルの最終日には、全44部門の受賞者が「ワールド・ビルディング・オブ・ザ・イヤー」、「ランドスケープ・オブ・ザ・イヤー」、「フューチャー・プロジェクト・オブ・ザ・イヤー」の各賞を懸けて対決。WAFXを含む数々の特別アワードは、世界の主要な問題に取り組む想像力豊かな最先端のデザインを称えるものである。

ワールド・アーキテクチャー・フェスティバル（WAF）について

WAFは、世界の建築コミュニティが集い、祝い、学び、交流し、刺激を受ける場であり、毎年開催される世界最大の国際的建築ライブイベント。世界最大規模の国際建築プログラムもあり、著名な代表団や国際審査員の聴衆を前にライブ・プレゼンテーションを通じて卓越した作品を称えることに専念している。