建築家 平田晃久が建築デザインを手掛ける「神宮前六丁目地区第一種市街地開発事業」
神六再開発と東急不動産が共に推進する「神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業」が、この度、2024年春に商業施設を開業することを発表した。本事業では、表参道と明治通りが交差する神宮前交差点に位置する立地特性を活かし、沿道の賑わいを結ぶ新たな拠点を創出するだけでなく、安全な歩行者空間を形成し、周辺住環境に配慮した立地特性に相応しい賑わいを創出する。建築家の平田晃久が外装・屋上デザインを手掛ける建物は、新たな文化創造拠点として原宿・神宮前エリアの更なる魅力向上に寄与する。
「創造的な消費体験」を提供し、新しい文化を生みだす
かねてより神宮前六丁目地区を中心としたこの場所には、様々なクリエーターが集まり、自由に自分を表現し、お互いに共感し、共創し、創造することでこの場所にしかない唯一無二の消費体験と文化が生み出されてきた。「歴史的な文化の発信拠点」である原宿・神宮前エリアにおいて、その歴史を次世代に継承、進化させることに挑戦する本事業では、この循環システムに着目し、様々なクリエーターが、彼らの想いに共感する生活者コミュニティとともに「創造的な消費体験」を提供し、短期的な流行ではない、長期的で新しい文化を生み出していく、「新たな文化発信拠点」となることを目指す。
事業の経緯及び今後のスケジュール
- 2016年6月 都市計画決定
- 2019年2月 事業計画認可
- 2020年1月 権利変換計画認可
- 2020年3月 解体工事着工
- 2020年11月 本体工事着工
- 2023年8月 竣工(予定)
- 2024年春 開業(予定)
「神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業」事業概要
施行者 | 神六再開発 |
施行地区 | 東京都渋谷区神宮前六丁目 1000 番 |
用途 | 店舗、公共公益施設、鉄道用変電施設、駐車場等 |
敷地面積 | 約 3,085 ㎡ |
延床面積 | 約 19,940 ㎡ |
構造・階数 | 鉄骨造/鉄筋コンクリート造 地上9階地下3階塔屋1階 |
設計者 | (設計・監理)株式会社日建設計/(外装・屋上デザイン) 株式会社平田晃久建築設計事務所 |
施工者 | 清水建設 |