「Dezeenアワード 2022」ロングリスト
世界的な建築デザインアワード「Dezeenアワード2022」の、建築、インテリア、デザイン、サステナビリティ、メディア部門のロングリスト(1次選考通過作品)が発表されました。近日中に予定されているスタジオ部門のロングリストの発表で、全てのロングリストプロジェクトが出揃います。NPO青山デザインフォーラム(ADF)は、メディアパートナーとして今年もDezeen Awards 2022をサポートしています。
建築部門ロングリスト
今年の建築部門のロングリストには300を超える作品が選ばれました。建設されたばかりの素晴らしい322のプロジェクトは、ペルー、ニュージーランド、ドイツ、メキシコ、ベルギー、日本など48カ国から応募のあったもので、12のカテゴリーに区分けされています。
インテリア部門ロングリスト
インテリア部門には280以上の優れたインテリア空間が選ばれました。シンガポール、イスラエル、ブラジル、フィンランド、韓国、スペイン、スウェーデンなど37カ国から集まった作品は、11のカテゴリーに分けられています。
デザイン部門ロングリスト
デザイン部門のロングリストには290のデザインプロジェクトが選ばれました。クウェート、ポーランド、デンマーク、ウクライナ、オーストラリアなど36カ国からの集まった国際色豊かな作品たちは、11のカテゴリーに分けられています。
サステナビリティ部門ロングリスト
サステナビリティ部門のロングリストには80を超えるサステナブルな建物(完成作品)やインテリア、デザインの作品が選ばれました。3つのカテゴリーに分けられたロングリスト作品は、ウガンダ、メキシコ、ベトナム、フィンランド、オーストラリアなど世界の29カ国のスタジオから応募のあったものです。
メディア部門ロングリスト
メディア部門のロングリストには112のプロジェクトが選ばれました。5つのカテゴリーに分けられたメディア部門作品は、ウクライナ、ポルトガル、マルタ、インド、エストニア、ドイツなど25カ国のスタジオから応募のあったものです。
今後のスケジュール
Dezeenアワード2022の次のステージは、世界に名だたる93名の専門家による審査です。審査員には、審査員長のリアム・ヤング、建築家の藤本壮介、長坂常、ヤスミン・ラリ、デザイナーのマルセル・ワンダース、アルベルト・アレッシ、環境デザインライターのケイト・トレジデン、建築写真家のシモーネ・ボッシ、WePresent編集長のホリー・フレーザー、デジタル・アーティストのアンドレ・レイシンガーなど錚々たる顔ぶれが名を連ねています。2022年の7月から8月にかけて、審査員によって選出されたショートリスト作品は、9月に発表されます。更に厳選された審査員による審査を経て選ばれた、各カテゴリーの勝者が10月に発表されます。そして、その勝者の中から、各部門の最優秀者/作品が11月に発表されます。
また、読者が参加できる一般投票が、9月中旬から始まる予定。こちらは、審査員による審査からは切り離された、独立した審査となっており、読者がショートリスト作品の中からお気に入りのプロジェクトや事務所に票を投じることができます。
発表スケジュール
- 9月:ショートリスト作品発表
- 10月:各カテゴリーの最優秀賞の発表
- 11月:各部門の最優秀賞の発表