ロシア・アヴァンギャルドのテイストを取り入れた幾何学的デザイン
ロシア・アヴァンギャルドにインスパイアされた、幾何学的なデザインのインテリアが、Maxim Kashin Architectsより登場。「ゴールデン・マイル」と名付けられたインテリアは、メインとなる幾何学的なインスタレーションが際立つよう、シュプレマティズムの抽象画に表現される白い無限の空間を、バックグラウンドとして採用。ミニマルな背景の中で、純粋な幾何学的形態とその関係性からなる抽象的な世界を、インテリア空間に再現させた。
「無」を描くことで純粋な抽象化を追求した、シュプレマティズムを代表する画家カジミール・マレーヴィチの作品(「黒の正方形」「シュプレムス No.56」「白の上の白」)にみられる、20世紀のロシア・アヴァンギャルドの世界。無限の白、そして純粋な幾何学と立体的なインスタレーションで構成された空間は、我々をその「無」の世界へと引き込んでいく。
Maxim Kashin Architectsについて
2013年より、バー、レストラン、オフィス、公共スペース、展示パビリオンやインスタレーションなど多様なインテリア空間を多くのブランドと共に手掛けてきた。また、独創的な居住空間も創出している。シュプレマティズムの影響を受けながらも最新のデザイントレンドを取り入れた現代的建築アプローチにより、新しい視点による機能的な空間づくりを目指している。
「Golden Mile」プロジェクト概要
所在地 | モスクワ(ロシア) |
完成 | 2020年 |
総建築面積 | 70㎡ |
デザイン | Maxim Kashin |